東京株式(前引け)=反発、調整一巡で押し目買いに切り返す
きょう前場の東京株式市場は、朝方は売り優勢で始まったものの下値は堅く、寄り後すぐに日経平均は上昇に転じた。その後は上値も重く、再びマイナス圏に沈む場面もあったが後半買い直され、前引け間際に伸び悩んだもののプラス圏で着地している。為替も1ドル=113円台後半で落ち着いた動きを見せ、日経平均は前日までの4日続落でひと頃より高値警戒感が後退していたことが、幅広く押し目買いを呼ぶ格好となった。
個別では任天堂<7974.T>が断トツの売買代金をこなし上昇、SUMCO<3436.T>、東京エレクトロン<8035.T>など半導体関連も高い。ジャパンベストレスキューシステム<2453.T>が一時ストップ高、東洋炭素<5310.T>、井関農機<6310.T>なども値を飛ばした。スターティア<3393.T>も買いを集めた。半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が冴えず、楽天<4755.T>も軟調。平田機工<6258.T>が大幅安となった。ユニデンホールディングス<6815.T>が急落、ニチイ学館<9792.T>、アカツキ<3932.T>なども売られた。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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