ヤマウＨＤ、上期経常を30％上方修正

　ヤマウホールディングス <5284> [東証Ｓ] が10月28日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の2.1億円→2.8億円(前年同期は4.5億円)に30.2％上方修正し、減益率が53.1％減→38.9％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の18.4億円(前期は23.4億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、コンクリート製品製造・販売事業において、製品の発注が計画より遅れていること等により、出荷量が減少し売上高は計画を下回る見込みであります。一方、利益はグループ全社で取組中である生産性向上やコスト削減に加え、保険配当金収入等が寄与したことにより、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益が前回発表した予想数値を上回る見通しとなりました。　なお、通期の業績見通しにつきましては、世界的なエネルギー不足や、各種資源価格の高騰など引き続き不安定な状況で推移することが見込まれ、先行きの見通しが不透明であるため、現時点では連結・個別ともに変更はありません。（注）上記業績予想は、本資料作成日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。