基礎事業の売上高は前年同期比10.1%増の219.24億円、営業利益は同259.6%増の11.61億円となった。コンクリートパイル部門の全国需要は前期を大きく下回って推移したが、同社は戦略的に営業活動を展開した。主に関東地区で受注を伸ばしたことに加え、原材料価格高騰に対する売価改善が進んだことも影響し、増収増益となった。
下水道関連事業の売上高は同1.9%減の102.69億円、営業利益は同24.3%減の12.72億円となった。市場の需要が前期を下回ったことにより、減収減益となった。
太陽光発電・不動産事業の売上高は同2.2%増の14.71億円、営業利益は同1.0%増の8.15億円となった。太陽光発電事業、不動産賃貸収入ともに前期並みとなった。
その他の売上高は同25.6%増の0.67億円、営業利益は同29.9%増の0.53億円となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.7%増の370.00億円、営業利益が同23.0%増の17.00億円、経常利益が同8.7%増の26.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.6%増の20.00億円を見込んでいる。
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