ウクライナがロシア領内に英国製の長距離ミサイルを発射したとの報道で地政学的リスクの存続が警戒され、寄り付き後、下落。連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事がインフレの進展が停滞しているとタカ派姿勢を示し、長期金利の上昇を嫌気した売りに続落した。ただ、相場をけん引するとして動向が注目される半導体のエヌビディア(NVDA)の決算発表を取引終了後に控えダウは終盤にかけて買い戻され、上昇に転じた。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比6pt安の622ptからスタートした。半導体エヌビディア(NVDA)が決算発表後、時間外取引で売られたことから、朝方のグロース市場は売り優勢の展開。10時頃に、上値抵抗となっていた日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限を上抜いてきたことで、売り手の買い戻しを誘い、その後の相場は堅調に推移した。一部で、日経平均売り・グロース市場買いのローテーション観測から買いに勢いが付き、前日比6pt高の634ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、カバー<5253>やジーエヌアイ<2160>
などが上昇した。
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