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2024/11/12 - 藤コンポ(5121) の関連ニュース。■パワーファス <5950> 352円 (+80円、+29.4%) ストップ高 日本パワーファスニング <5950> [東証S]がストップ高。2017年以来の高値圏に浮上した。同社は前週末8日の取引終了後、取得総数400万株(自己株式を除く発行済み株式総数の25.1%)、取得総額12億円を上限とする自社株買いを実施すると発表。これをサプライズ視した買いが入ったようだ。取得期間は8日から2025年5月31日。あわせて開示した24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結決算は、売上高が前年同期

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5121東証プライム

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前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2024/11/12 05:30

パワーファス <5950>  352円 (+80円、+29.4%) ストップ高

 日本パワーファスニング <5950> [東証S]がストップ高。2017年以来の高値圏に浮上した。同社は前週末8日の取引終了後、取得総数400万株(自己株式を除く発行済み株式総数の25.1%)、取得総額12億円を上限とする自社株買いを実施すると発表。これをサプライズ視した買いが入ったようだ。取得期間は8日から2025年5月31日。あわせて開示した24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結決算は、売上高が前年同期比3.4%減の36億5100万円、最終損益が4億4100万円の黒字(前年同期は1億400万円の赤字)となった。

ユシロ <5013>  1,947円 (+400円、+25.9%) ストップ高

 ユシロ化学工業 <5013> [東証S]がストップ高。同社は前週末8日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を見直した。今期の経常利益予想を13億円増額し56億4000万円(前期比21.8%増)に修正した。経常利益は減益予想から一転、前期に続き過去最高益を更新する見通しとなった。加えて、年間配当予想を28円増額して98円(前期比28円増配)に引き上げており、ポジティブ視されたようだ。価格改定の効果が現れ、原価低減の取り組みが奏功。利益が想定を上回る見込みとなった。今期の売上高予想は据え置いた。9月中間期の売上高は前年同期比9.1%増の278億1100万円、最終利益は同37.7%増の24億8600万円となった。

HENNGE <4475>  1,536円 (+300円、+24.3%) ストップ高

 HENNGE <4475> [東証G]がストップ高。前週末8日の取引終了後に発表した25年9月期連結業績予想で、売上高104億4100万円(前期比24.8%増)、営業利益15億7400万円(同55.1%増)、純利益11億900万円(同34.1%増)を見込み、年間配当予想を前期比1円増の4円としたことが好感された。同社ではコーポレート・ブランディングを強化し、契約企業数とARPU(1ユーザー当たり平均的売上高)の向上によって、引き続きHENNGE One事業のARR100億円以上を目指す方針を掲げており、今期はHENNGE One事業で98億円強の売り上げを見込む。広告宣伝費をはじめ営業費用も増加が見込まれるが、増収効果により吸収し大幅増益を見込む。なお、24年9月期決算は、売上高83億6500万円(前の期比23.5%増)、営業利益10億1500万円(同43.4%増)、純利益8億2700万円(同62.6%増)だった。

NCD <4783>  2,116円 (+400円、+23.3%) ストップ高

 NCD <4783> [東証S]がストップ高。前週末8日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正しており、好感されたようだ。今期の売上高予想は20億円増額して300億円(前期比17.7%増)、最終利益予想は3億5000万円増額して18億円(同29.7%増)に見直した。また、これまで27円としてきた中間配当を33円で決定したうえで、期末配当予想を6円増額して33円に修正した。年間配当予想は66円(同16円増配)となる。IT関連事業において保険会社向け案件を中心に業務領域が拡大。パーキングシステム事業では駐輪場の料金改定の影響で利用料収入が好調に推移しているという。IT関連事業の収益性改善効果も業績予想に織り込んだ。

高砂香 <4914>  6,080円 (+1,000円、+19.7%) ストップ高

 東証プライムの上昇率2位。高砂香料工業 <4914> [東証P]がストップ高。8日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を2050億円から2200億円(前期比12.3%増)へ、営業利益を40億円から100億円(同4.3倍)へ、純利益を45億円から80億円(同3.0倍)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各40円の年80円から中間・期末各80円の年160円へ引き上げたことが好感された。米国子会社における新基幹システム導入に伴う出荷調整が概ね改善したことに加えて、ファインケミカル事業で欧米向け医薬品中間体の出荷が増加したことが要因。また、国内におけるアロマイングリディエンツ事業での製品構成の最適化やファインケミカル事業での売り上げの増加、海外におけるフレーバー及びフレグランスの製品構成・販売価格・原材料購入価格の最適化などによる売上総利益の改善も寄与する。なお、同時に発表した第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高1135億8500万円(前年同期比15.2%増)、営業利益80億400万円(同5.2倍)、純利益48億9800万円(同2.3倍)だった。

アイピーエス <4390>  2,767円 (+377円、+15.8%)

 東証プライムの上昇率4位。アイ・ピー・エス <4390> [東証P]が3日ぶり急反騰。前週末8日取引終了後に4-9月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比47.6%増の77億4400万円、営業利益は同2.5倍の23億3900万円だった。従来予想(売上高72億5000万円、営業利益15億円)から大きく上振れして着地しており、これを好感した買いを集めた。国際通信事業での通信回線の提供や通信機器販売の計上が寄与した。なお、通期の増収・営業増益見通しに変更はない。

三機工 <1961>  2,884円 (+381円、+15.2%)

 東証プライムの上昇率5位。三機工業 <1961> [東証P]が5日続急騰。1990年以来の高値圏で推移した。11日午後2時、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正し、最終利益予想をこれまでの88億円から116億円(前期比29.6%増)に引き上げた。減益予想から一転、最終増益を見込む。これまでの42円50銭を予想していた中間配当は55円で決定。期末配当予想も42円50銭から55円に増額修正しており、これらを好感した買いが入ったようだ。今期の売上高予想は200億円増額して2450億円(同10.4%増)に修正した。大型繰越工事の進捗が期初の想定以上となる見込みで、工事採算の改善による影響なども踏まえた。通期の受注高予想については、都市再開発などのビル空調衛生分野やEV電池工場などの産業空調分野が堅調に推移していることなどを踏まえ、期初に公表した水準を200億円上回る2300億円を見込む。年間配当予想は110円となり、特別配当を含めた前期の年間配当と比べて25円の増配を予想する。更に同社は、政策保有株式の縮減方針について公表。24年3月末時点から上場株式の銘柄数、金額ともに50%以上縮減し、28年3月末までに連結純資産の20%未満とする目標を掲げた。9月中間期の売上高は前年同期比18.4%増の1059億5000万円、最終利益は同3.2倍の44億5000万円だった。

santec <6777>  6,340円 (+810円、+14.7%)

 santec Holdings <6777> [東証S]が5日続急騰。前週末8日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、今期の売上高予想を20億円増額して220億円(前期比16.6%増)、最終利益予想を3億円増額して42億円(同9.0%増)に上方修正した。また、9月30日を基準日とする中間配当をこれまでの予想から20円増額して70円で決定。期末配当予想も20円増額し70円に修正しており、評価されたようだ。4-9月期において光通信用の光測定器の販売が想定よりも好調に推移した。9月中間期の売上高は前年同期比56.9%増の119億9700万円、最終利益は同66.9%増の26億6900万円だった。年間配当予想は140円(前期比50円増配)となる。

上村工 <4966>  12,080円 (+1,500円、+14.2%)

 上村工業 <4966> [東証S]が続急騰。同社は11日午後0時30分ごろ、25年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しを従来の131億1000万円から181億円(前期比20.7%増)に引き上げたことが買い手掛かりとなったようだ。売上高予想も811億5000万円から816億円(同1.7%増)に上方修正。主力製品であるウェハー用及びパッケージ基板用めっき薬品の販売が引き続き堅調に推移するとみている。

京阪HD <9045>  3,367円 (+414.5円、+14.0%)

 東証プライムの上昇率7位。京阪ホールディングス <9045> [東証P]が3日続急騰。前週末8日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を3060億円から3119億円(前期比3.2%増)へ、営業利益を355億円から392億円(同15.6%増)へ上方修正すると発表した。あわせて自社株買いの実施を発表しており、これらが好感され買いを呼び込んだ。インバウンドの増加によるレジャー・サービス業や運輸業の増収のほか、不動産販売業でのマンション販売の堅調な推移を見込む。配当予想は従来予想を据え置いた。自社株買いについては取得上限を710万株(自己株式を除く発行済み株数の6.62%)、または200億円とした。期間は11月11日から来年6月30日まで。このほか、26年3月期から株主優待制度を変更すると明らかにした。現行では200株以上の株主を対象としていたが、これを300株に引き上げる。また、これまで設けていなかった継続保有期間の要件を追加する。

三井倉HD <9302>  7,910円 (+920円、+13.2%)

 東証プライムの上昇率8位。三井倉庫ホールディングス <9302> [東証P]が急反騰。同社は8日取引終了後、25年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しを従来の155億円から180億円(前期比13.3%減)に引き上げたことが買い手掛かりとなったようだ。営業収益予想も2750億円から2800億円(同7.4%増)に上方修正。航空貨物輸送の取り扱い増加が見込まれることや、不動産事業でMSH日本橋箱崎ビルのリーシングの進捗が想定よりも好調なことが主な要因としている。

藤コンポ <5121>  1,406円 (+155円、+12.4%)

 東証プライムの上昇率10位。藤倉コンポジット <5121> [東証P]が5日続急騰。マド開け大陽線を形成しているが、それでも時価予想PERは7倍前後でPBRも0.7倍台と超割安圏に位置する。4.6%台の高配当利回りと合わせ一段の上値を見込んだ買いを引き寄せた。ゴム加工品や産業用資材の大手メーカーだが、バリュー株の典型で見直し買いが継続している。前週末8日取引終了後に25年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の39億円から46億円(前期比27%増)に大幅増額した。産業用資材は価格転嫁によるコスト吸収が遅れ気味ではあるものの、工業用品部門、住宅設備関連ともに在庫調整が進み需要は回復トレンドに入っている。半導体関連も活発な生成AI向け設備投資需要を背景に業績に寄与しており、同利益は2期ぶりに過去最高を更新する見通し。これを受けて投資マネーの攻勢が加速した格好だ。

ヨネックス <7906>  2,144円 (+232円、+12.1%) 一時ストップ高

 ヨネックス <7906> [東証S]が続急騰、一時ストップ高となった。同社は8日取引終了後、25年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の125億円から131億円(前期比12.8%増)に引き上げた。売上高予想も1260億円から1340億円(同15.1%増)に上方修正。国内外ともにスポーツ需要が堅調なことに加え、国際大会の開催などによる市場の盛り上がり、円安による海外業績換算の上押し効果などが主な要因だとしている。また、中間配当を従来計画比1円増額の11円にすることも発表。これにより、期末配当計画の10円をあわせた年間配当は21円(前年実績は16円)となる。

ダイフク <6383>  3,300円 (+349.5円、+11.9%)

 ダイフク <6383> [東証P]が続急騰。物流機器(保管・搬送システム)で世界トップクラスの実力を有する設備投資関連株の雄で、半導体関連の設投需要を取り込み足もとの業績は絶好調に推移している。前週末8日取引終了後、24年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の560億円から640億円に大幅に増額した。事前コンセンサスを大きく上回る内容となりポジティブサプライズとなった。また、株主還元にも積極姿勢を明示、今期年間配当を従来計画に7円上乗せした47円(前期実績は40円)としたほか、上限500万株、金額ベースで100億円の自社株買いを実施(買い付け期間は12月末まで)することも発表しており、これらを材料視する買いを呼び込んだ。

東京計器 <7721>  3,635円 (+300円、+9.0%)

 東京計器 <7721> [東証P]が5日続急伸。前週末8日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を573億円から583億円(前期比23.6%増)へ、営業利益を35億6000万円から41億円(同48.1%増)へ、最終利益を28億5000万円から30億9000万円(同35.7%増)へ上方修正したことが好感された。船舶港湾機器事業における新造船向け機器の販売や、保守サービスの需要が引き続き好調に推移すると見込まれることに加えて、防衛・通信機器事業が計画通り推移していることや船舶港湾機器事業の原価率が円安により好転していることなども寄与する。同時に発表した第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高205億8200万円(前年同期比7.2%増)、営業損益1億500万円の赤字(前年同期3億9900万円の赤字)、最終利益6300万円(同2億3700万円の赤字)だった。

渋谷工 <6340>  4,050円 (+300円、+8.0%)

 澁谷工業 <6340> [東証P]が5日続急伸。同社は11月8日大引け後(15:30)に決算を発表、25年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常利益は前年同期比3.8倍の33.6億円に急拡大し、通期計画の128億円に対する進捗率は26.3%に達し、5年平均の7.9%も上回ったことで好感されたようだ。

フォーラムE <7088>  966円 (+67円、+7.5%)

 フォーラムエンジニアリング <7088> [東証P]が5日続急伸。同社は11月8日大引け後(15:30)に決算を発表、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比62.0%増の20.6億円に拡大し、従来予想の15.9億円を上回って着地したことで好感されたようだ。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の42.5円→50円(前期は37.5円)に増額修正した。

平田機工 <6258>  5,400円 (+370円、+7.4%)

 平田機工 <6258> [東証P]が急反発。同社は11月8日大引け後(15:30)に決算を発表、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比17.5%減の27億円に減り、通期計画の73億円に対する進捗率は37.1%にとどまり、5年平均の51.2%も下回った。ただ、同時に発行済み株式数(自社株を除く)の2.4%にあたる25万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表しており、こちらが好感されたようだ。買い付け期間は11月11日から25年3月31日までとなる。

アカツキ <3932>  2,215円 (+150円、+7.3%)

 アカツキ <3932> [東証P]が急反発。同社は11月8日大引け後(15:31)に決算を発表、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比44.1%増の29.2億円に拡大したことが好感されたようだ。

アイスタイル <3660>  457円 (+27円、+6.3%)

 アイスタイル <3660> [東証P]が続急伸。前週末8日取引終了後に7-9月期連結決算を発表。売上高が前年同期比20.8%増の150億3800万円、営業利益が同2.1倍の7億6200万円と好調な内容となり、これが好感された。化粧品ECサイトや化粧品専門店を運営するリテール事業が好調。コスメ・美容サイト「@cosme(アットコスメ)」を基盤とした化粧品ブランド向けの広告ソリューションなどを手掛けるマーケティング支援事業も堅調だった。通期の増収増益見通しに変更はない。

※11日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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