「水素」が10位にランク、トヨタが開発・生産を一貫して担う専任組織を新設へ<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「水素」が10位となっている。
トヨタ自動車<7203.T>は5月31日、水素事業の専任組織「水素ファクトリー」を7月1日付で新設すると発表した。新組織が燃料電池や水素関連商品の開発・生産を一貫して担うことで、スピーディーな意思決定と実行を実現させるとしている。また、水素モビリティ市場が急速に拡大する欧州や中国では現地企業などとの提携も強化する方針だ。
なお、同社は出光興産<5019.T>や日本製鉄<5401.T>、千代田化工建設<6366.T>、岩谷産業<8088.T>などとともに、水素の需要拡大と安定的な利用のためのサプライチェーン(供給網)構築を目指し、水素大規模利用の可能性を検討する「中部圏水素利用協議会」に参画している。
同協議会が参加している中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議は3月に「中部圏水素・アンモニアサプライチェーンビジョン」を公表し、中部圏の水素・アンモニア需要量の年間目標値として2030年に水素23万トン、アンモニア150万トン、50年に水素200万トン、アンモニア600万トンを掲げている。
出所:MINKABU PRESS
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