シーボン、今期経常を2.4倍上方修正、未定だった配当は2期ぶり10円で復配

　シーボン <4926> が2月2日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は3億3600万円の黒字(前年同期は4億8600万円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1億7100万円の黒字→4億0500万円の黒字(前期は5億0900万円の赤字)に2.4倍上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2000万円の赤字→2億1400万円の黒字(前年同期は7300万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、2.9倍増益計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当を10円実施し、2期ぶりに復配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比51.0％増の1億4500万円に拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.4％→5.2％に急改善した。

株探ニュース