東証プライム市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、その他製品、石油石炭、パルプ紙など26業種が上昇。一方、ゴム製品、不動産、金属製品、陸運など7業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、トレンド<4704>、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>が堅調だった。半面、富士フイルム<4901>、中外薬<4519>、レーザーテック<6920>、スズキ<7269>が軟化した。
前日の米国市場ではエヌビディアやブロードコムなど半導体株が買われ、東京市場も買い先行で始まり、日経平均の上げ幅は一時400円を超えた。4月の米雇用動態調査で、非農業部門の求人件数が市場予想を上回り、米労働市場の底堅さが示されたことも投資家心理を上向かせた。
米国では4日、5月のADP雇用統計や5月のISM非製造業景況指数が発表される。関税の影響を受けて、経済指標が悪化するのか見極めたいとの向きも多い。また、週内に予定されている米中首脳会談の結果も確認したいところであろう。そのため、積極的な上値追いは慎重だろうが、売り方にとっても下に仕掛けづらい状況であり、押し目を冷静に拾いたいところである。日経平均はこう着のなかで、引き続きグロース市場など中小型株での物色に向かわせそうだ。
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