本研究は、慶應義塾大学の岡野栄之教授の研究グループとの共同研究により実施されたものである。研究では、正常なiPS細胞を基にゲノム編集技術を用いて作製したTARDBP M337V変異iPS細胞をALS病態モデルとして使用し、運動神経細胞への分化誘導を行い、ALSの進行性病態を抑制する新治療薬候補であるROPIの作用機序の解析に取り組んだ。その結果、ROPIはドーパミンD2受容体に依存しない経路で、ALS病態の主な特徴である細胞死、酸化ストレス、神経過剰興奮を抑制することが明らかになった。さらに、世界で初めてROPIが異常なRNAスプライシングを修復する作用を持つことを発見し、加えてミトコンドリア機能の改善効果も示唆された。
同社は、未だ有効な治療法が確立されていないALSに対し、今回の成果を活用しつつ、国内外での医薬品承認に向けた準備を進めていくとしている。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
ケイファーマのニュース一覧- ウエルスアドバイザー株式会社によるアナリストレポート公開のお知らせ 2025/12/08
- 第三者割当による第1回乃至第3回無担保転換社債型新株予約権付社債の発行に係る払込完了に関するお知らせ 2025/12/03
- ケイファーマ---新規神経変性疾患治療薬の作用機序解析に関する東京慈恵会医科大学との共同研究契約締結 2025/11/21
- ケイファーマが後場上げ幅拡大、東京慈恵会医科大と新規神経変性疾患治療薬の共同研究 2025/11/20
- 新規神経変性疾患治療薬の作用機序解析に関する東京慈恵会医科大学との共同研究契約締結のお知らせ 2025/11/20
マーケットニュース
- 働き方劇的変化は必至、「AIエージェント」で浮上機運高まる妙味株7選 <株探トップ特集> (12/09)
- 明日の株式相場に向けて=苛烈なSQバトル映すアドテストとSBG (12/09)
- NY各市場 2時台 ダウ平均は125ドル高 ナスダックもプラス圏での推移 (12/10)
- ダウ平均は反発 明日のFOMCの結果と反応待ち=米国株序盤 (12/10)
おすすめ条件でスクリーニング
ケイファーマの取引履歴を振り返りませんか?
ケイファーマの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。