決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 川崎汽、新日本科学、サンリオ (8月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の8月1日から2日の決算発表を経て3日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　ＣＴＣ <4739>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比48.1％増の63.7億円に拡大したが、通期計画の400億円に対する進捗率は15.9％となり、5年平均の12.4％とほぼ同水準だった。

★No.3　サンリオ <8136>
　24年3月期の連結経常利益を従来予想の118億円→180億円(前期は137億円)に52.5％上方修正し、一転して31.2％増益見通しとなった。

★No.4　日本ライフＬ <7575>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比21.3％増の32.4億円に伸び、4-9月期(上期)計画の44.9億円に対する進捗率は72.1％に達し、5年平均の46.0％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6050> イーガーディ 　東Ｐ 　 +22.06 　　8/ 2　　　3Q　　　-22.63
<4739> ＣＴＣ 　　　　東Ｐ 　 +19.35 　　8/ 2　　　1Q　　　 48.48
<8136> サンリオ 　　　東Ｐ 　 +13.47 　　8/ 2　　　1Q　　　153.74
<7575> 日本ライフＬ 　東Ｐ 　 +11.72 　　8/ 2　　　1Q　　　 21.32
<4847> インテリＷ 　　東Ｐ 　 +10.29 　　8/ 2　本決算　　　 42.86

<9090> ＡＺ丸和ＨＤ 　東Ｐ　　 +9.31 　　8/ 2　　　1Q　　　 44.88
<2395> 新日本科学 　　東Ｐ　　 +7.46 　　8/ 2　　　1Q　　　-32.29
<9412> スカパーＪ 　　東Ｐ　　 +6.06 　　8/ 2　　　1Q　　　 22.87
<8130> サンゲツ 　　　東Ｐ　　 +4.25 　　8/ 2　　　1Q　　　 41.10
<7729> 東京精 　　　　東Ｐ　　 +3.85 　　8/ 2　　　1Q　　　-27.49

<9302> 三井倉ＨＤ 　　東Ｐ　　 +3.17 　　8/ 2　　　1Q　　　 -8.57
<9107> 川崎汽 　　　　東Ｐ　　 +2.90 　　8/ 2　　　1Q　　　-81.63
<6908> イリソ電子 　　東Ｐ　　 +2.66 　　8/ 2　　　1Q　　　-21.65
<9008> 京王 　　　　　東Ｐ　　 +2.30 　　8/ 2　　　1Q　　　112.88
<1893> 五洋建 　　　　東Ｐ　　 +2.27 　　8/ 2　　　1Q　　　 50.63

<9001> 東武 　　　　　東Ｐ　　 +1.83 　　8/ 2　　　1Q　　　 64.26
<3191> ジョイ本田 　　東Ｐ　　 +1.70 　　8/ 2　本決算　　　 -8.01
<8368> 百五銀 　　　　東Ｐ　　 +1.05 　　8/ 2　　　1Q　　　 31.13
<7989> ブラインド 　　東Ｐ　　 +0.88 　　8/ 2　　上期　　　 -6.49
<6809> ＴＯＡ 　　　　東Ｐ　　 +0.29 　　8/ 2　　　1Q　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース