ＵＳＥＮが反落、東電と業務提携で基本合意と発表も利益確定売り先行

　ＵＳＥＮ<4842.T>が反落。２５日の取引終了後、東京電力<9501.T>と事業者への効率的なエネルギー利用の提案提供を目的に、業務提携に関する基本合意を締結したと発表したが、前日後場には同件について記者会見するとの一部報道から急伸しており、きょうは利益確定売りが先行する展開となっている。
　今回の提携により、ＵＳＥＮでは、サービスのラインアップに電力販売を新たに追加し、各種既存サービスと組み合わせた「電気で店舗支援セット」シリーズの販売を開始することになる。同シリーズは、事業運営の上で必要不可欠な電力と事業運営をサポートするサービスをセットで提供することで、事業者をサポートするというもの。また、今後は東電が提供する法人事業者向けＷＥＢサイト「ＴＥＰＣＯビジネスプラットフォーム」を合わせて紹介するという。なお、販売開始時期は来年４月の電力全面自由化に向け、準備が整い次第、販売・予約受付開始する予定。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）