3日ぶり大幅反落。18年7月期の第3四半期累計(17年8月-18年4月)営業利益が前年同期比18.6%増の3.86億円だったと発表している。主力のパッケージソフトウェア「アラジンオフィス」の商品力強化や複数ネットショップ一元管理ソフト「CROSS MALL」の連携開発などが奏功した。通期予想は前期比20.3%増の5.20億円で据え置き、進捗率は74.2%。ほぼ見通し通りの水準だったことから、材料出尽くしで利益確定売りに押された。
<3653> モルフォ 3345 -585
大幅続落。18年10月期の第2四半期累計(17年11月-18年4月)営業利益が前年同期比62.2%減の1.82億円だったと発表している。カメラデバイス事業で韓国からのロイヤリティー収入が減少したほか、販売手数料の増加、回収遅延債権に対する貸倒引当金の積み増し等が響いた。ネットワークサービス事業も低調だった。通期予想は前期比11.2%増の9.00億円で据え置いたが、第2四半期までの進捗率は約20%にとどまっている。
<2467> バルクHD 1074 +150
ストップ高。ビーオービーとサイバーセキュリティー分野における業務提携契約を締結したと発表している。サービス提供、製品開発・販売などで協業する。ビーオービーは独自技術を包括的に組み合わせ、企業や公的機関に高度なセキュリティーソリューション「ジュピターセキュリティ」を提供するために「Jupiter(ジュピター)プロジェクト」を立ち上げ、各界の有識者と共同で推進している。
<4824> メディアシーク 882 -150
ストップ安比例配分。18年7月期の営業損益予想を従来の0.02億円の黒字から1.89億円の赤字(前期は0.14億円の赤字)に下方修正している。法人事業で顧客事情によるプロジェクトの見直しがあったほか、RPAツールの売上高が当初見通しに達しなかった。コンシューマー事業や研究開発部も伸び悩んだ。同時に発表した第3四半期累計(17年8月-18年4月)の営業損益は1.42億円の赤字(前年同期は0.23億円の黒字)だった。
<3775> ガイアックス 980 +122
大幅に3日続伸し一時ストップ高。執行役に対して募集新株予約権(有償ストック・オプション)を発行すると発表している。中長期的な業績拡大及び企業価値の増大を目指すに当たり、より一層意欲及び士気を向上させ、自社の結束力を更に高めることが目的。新株予約権は1800個(潜在株式数18万株)で、1個当たりの発行価額は1200円。発行価額が8日終値(858円)より40%近くも高いことから、今後の株価上昇へ期待が高まったようだ。
<6544> JESHD 2385 +330
急伸。SMBC日興証券が新規に投資評価「1(アウトパフォーム)」、目標株価2720円でカバレッジを開始している。SMBC日興証券は、エレベーター保守・保全市場において「長期にわたり研究開発への高い意識を持続させてきた同社のポジショニングが相対的に高まっていく」と指摘。その上で「今後はリニューアル市場の拡大も期待できるが、そこでも同社の技術力が高い比較優位になる」としている。
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