―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の11月28日から11月29日の決算発表を経て12月2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.3 ACCESS <4813>
20年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常損益は10.2億円の赤字(前年同期は4億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
▲No.4 はてな <3930>
20年7月期第1四半期(8-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比53.7%減の7500万円に大きく落ち込み、通期計画の2億8700万円に対する進捗率は4年平均の34.0%を下回る26.1%にとどまった。
▲No.5 ダイサン <4750>
20年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期非連結比16.2%減の1.8億円に減り、通期計画の7億円に対する進捗率は26.6%にとどまり、5年平均の45.2%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4707> キタック JQ -9.46 11/29 本決算 8.21
<4369> トリケミカル 東1 -7.47 11/29 3Q 27.51
<4813> ACCESS 東M -6.79 11/29 3Q 赤拡
<3930> はてな 東M -6.03 11/29 1Q -53.70
<4750> ダイサン 東2 -1.78 11/29 上期 -16.22
<5971> 共和工業 JQ -0.96 11/29 上期 -42.18
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12月2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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