3. 財務状況
2022年3月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比42百万円増加の5,925百万円となった。主な変動要因を見ると、流動資産では現金及び預金が282百万円増加した。また、固定資産では有形固定資産が80百万円、のれんが48百万円、関係会社株式が33百万円それぞれ減少した。
負債合計は前期末比86百万円増加の3,134百万円となった。契約負債が45百万円、リース債務が17百万円それぞれ減少した一方で、有利子負債が124百万円増加したことによる。また、純資産合計は前期末比44百万円減少の2,791百万円となった。配当金の支払額40百万円等により利益剰余金が46百万円減少した。
経営指標を見ると、自己資本比率は前期末の48.2%から47.1%と若干低下し、有利子負債比率は同30.7%から35.7%に上昇した。コロナ禍で先行きの不透明感が続くなか、手元キャッシュを厚めにしておく必要があると判断し、金融機関からの借入を積み増したことが要因だ。同社は現在、事業構造改革の実行により固定費やその他資産の見直しを進めている状況にあり、2022年3月期末にはもう一段の資産のスリム化が進む可能性もあるが、2023年3月期以降は収益回復により財務体質も改善に向かうものと弊社では予想している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<SI>
この銘柄の最新ニュース
城南進研のニュース一覧- 城南進学研究社---オンライン学習教材「デキタス」が「tomoLinks」との連携を開始 2024/07/24
- コーポレート・ガバナンスに関する報告書 2024/07/12 2024/07/12
- コーポレート・ガバナンスに関する報告書 2024/07/12 2024/07/12
- 支配株主等に関する事項について 2024/06/27
- 子会社に対する債権放棄に関するお知らせ 2024/06/27
マーケットニュース
-
<注目銘柄>=エニーカラー、27年4月期に営業利益240億円目指す (07/31)
- 10時の日経平均は331円安の3万8194円、SBGが61.79円押し下げ (07/31)
-
NSSOLは連日で上場来高値を更新、今期利益予想引き上げを評価 (07/31)
- 日経平均は385円安でスタート、OLCやソフトバンクGなどが下落 (07/31)
城南進学研究社の取引履歴を振り返りませんか?
城南進学研究社の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは![アセプラ(アセットプランナー)](https://assets.minkabu.jp/images/stock/img_asset_tradehistory.png)
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。