決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … Ｊフロント、ローツェ、タマホーム (10月11日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の10月7日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　進和 <7607>
　22年8月期の連結経常利益は前の期比34.8％増の55.8億円に拡大したが、23年8月期は前期比21.2％減の44億円に減る見通しとなった。

▲No.2　ライフコーポ <8194>
　23年2月期の連結経常利益を従来予想の240億円→180億円(前期は236億円)に25.0％下方修正し、一転して24.0％減益見通しとなった。

▲No.3　小津産業 <7487>
　23年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比23.6％減の2.2億円に減ったが、通期計画の5.4億円に対する進捗率は41.3％に達し、5年平均の33.6％も上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7607> 進和 　　　　　東Ｐ 　 -12.33 　 10/11　本決算　　　-21.18
<8194> ライフコーポ 　東Ｐ 　 -10.11 　 10/11　　上期　　　-40.20
<7487> 小津産業 　　　東Ｐ　　 -9.59 　 10/11　　　1Q　　　-23.63
<6323> ローツェ 　　　東Ｐ　　 -9.30 　 10/11　　上期　　　132.41
<7516> コーナン 　　　東Ｐ　　 -8.48 　 10/11　　上期　　　-15.56

<4714> リソー教育 　　東Ｐ　　 -8.21 　 10/11　　上期　　　-24.69
<4745> 東京個別 　　　東Ｐ　　 -7.93 　 10/11　　上期　　　-89.41
<7445> ライトオン 　　東Ｐ　　 -7.33 　 10/11　本決算　　 7042.86
<2735> ワッツ 　　　　東Ｐ　　 -6.88 　 10/11　本決算　　　-25.96
<7811> 中本パックス 　東Ｐ　　 -4.84 　 10/11　　上期　　　 -9.26

<8273> イズミ 　　　　東Ｐ　　 -4.67 　 10/11　　上期　　　 -1.89
<2462> ライク 　　　　東Ｐ　　 -4.65 　 10/11　　　1Q　　　-42.62
<1419> タマホーム 　　東Ｐ　　 -4.30 　 10/11　　　1Q　　　　5.43
<6462> リケン 　　　　東Ｐ　　 -2.14 　 10/11　　　1Q　　　-31.68
<8904> アバンティア 　東Ｐ　　 -1.75 　 10/11　本決算　　　-21.49

<7520> エコス 　　　　東Ｐ　　 -1.61 　 10/11　　上期　　　-26.61
<3086> Ｊフロント 　　東Ｐ　　 -1.50 　 10/11　　上期　　　　黒転
<3546> アレンザＨＤ 　東Ｐ　　 -1.31 　 10/11　　上期　　　-17.34

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース