ただし、米連邦準備理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り政策金利の据え置きを決定。FOMCを無難に通過したほか、トランプ大統領はバイデン政権時代の人工知能(AI)半導体輸出規制を撤廃すると伝わり、終盤にかけて上げ幅を広げた。シカゴ日経225先物は大阪比180円高の36960円。円相場は1ドル=143円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時37070円まで買われる場面もみられた。75日線(36970円)での攻防が意識されやすいが、同線を明確に上抜けてくるようだと、ショートカバーが強まりやすいと考えられ、インデックスに絡んだ先物主導での上昇が意識されそうだ。
トランプ大統領はバイデン前政権時代のAI半導体輸出規制を撤廃するとの報道を受け、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引することが期待されよう。日経平均株価は37000円を目前に足踏みしているが、同水準突破から75日線(37130円)を捉えてくるようだと、押し目待ち狙いの買いが強まりやすいほか、売り方にとっては、いったん買い戻しておきたいところでもある。
物色は指数インパクトの大きい値がさハイテク株のほか、為替市場では円相場が1ドル=143円80銭台と前日から円安に振れていることもあり、輸出関連株の買い戻しも意識されよう。そのほか、決算を手掛かりとした個別物色になりやすく、昨夕決算を発表したところでは、大日塗料<4611>、キッセイ薬<4547>、フルッタ<2586>、イリソ電子<6908>、JMDC<4483>、前沢給装<6485>、プリマハム<2281>、ディーエムソリュ<6549>、UBE<4208>などの動向が注目されよう。
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