―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の12月11日から12日の決算発表を経て13日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 T・SCAT <3974>
19年10月期の連結経常利益は前の期比36.9%増の2.4億円に拡大したが、20年10月期は前期比7.5%減の2.2億円に減る見通しとなった。
▲No.7 石井表記 <6336>
20年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比72.5%減の2億5100万円に大きく落ち込んだが、通期計画の3億1000万円に対する進捗率は81.0%となり、5年平均の82.8%とほぼ同水準だった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<9425> 日本テレホン JQ -6.12 12/12 上期 黒転
<3974> T・SCAT JQ -5.44 12/12 本決算 -7.47
<4880> セルソース 東M -3.14 12/12 本決算 20.46
<4599> ステムリム 東M -2.97 12/12 1Q -
<7623> サンオータス JQ -2.05 12/12 上期 赤縮
<4998> フマキラ 東2 -1.48 12/12 上期 274.56
<6336> 石井表記 東2 -0.77 12/12 3Q -72.51
<7614> オーエムツー JQ -0.16 12/12 3Q -13.66
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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