バイデン大統領がイスラエルのイラン報復を巡り石油施設攻撃の可能性を示唆すると原油高や地政学的リスク上昇を警戒した売りが加速。ナスダックは半導体のエヌビディアの上昇が下支えとなったが雇用統計の発表を控えた警戒感に利益確定売りにより、戻り鈍く終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比変わらずの634ptからスタートした。引き続き75日移動平均線でのサポートが意識される中、石破首相が追加利上げに慎重な構えを見せていることから先行き不透明感は後退。一方、今晩米国で9月の非農業部門雇用者数や失業率の発表を控え、雇用情勢を見極めたい向きによるポジション高調整の動きもあり、前日終値を挟み小動きで推移。売り買いともに決め手を欠く相場展開となり、小幅反落となる632ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではフリーアストロスケールHD<186A>やサンバイオ<4592>などが下落した。
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