会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の最終損益も従来予想の7.7億円の赤字→5.2億円の赤字(前年同期は6.1億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
売上高につきまして、当期は、GBS-007(ラニビズマブバイオシミラー)の需要増加や、GBS-010(ペグフィルグラスチムバイオシミラー)の上市に伴う原薬供給等により、前期と比較し、増加を見込んでおりました。しかし、製造委託先における製造スケジュールの調整等の影響で、当期に納品を予定しておりましたバイオシミラー製品の一部の納品が来期(2025年3月期)にずれ込むことに加え、バイオシミラー製品の一部について、パートナー製薬企業から製造委託企業に対し、製造費用を一時的に直接お支払いいただく等の支払い条件変更の結果、当期売上高は当初予想を下回る見込みです。 しかしながら、営業利益につきましては、バイオシミラー製品の売上高構成の変化による総利益率改善や、ロイヤリティー収入の増加等により、当初予想を上回る見込みです。 なお、各バイオシミラー製品の需要は引き続き旺盛であり、加えて来期下期には一時的な支払い条件変更の影響が減少するため、来期売上高は、今期の前回発表予想売上高(3,500百万円)を上回ることを見込んでおります。 また、研究開発費につきましては、今年度に見込んでおりました研究開発投資の一部が来期にずれ込むため、1,350百万円(前回発表予想1,600百万円)の着地を見込んでおります。(注)上記予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束するものではありません。実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。
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