東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは決算を受けて鹿島<1812>が強い動きをみせるなど、建設が上昇率トップ。その他、石油石炭、証券、パルプ紙、小売、海運、金属製品がしっかり。一方で、ゴム製品、非鉄金属、電力ガス、倉庫運輸、水産農林が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテのほか、ファミリーマート<8028>、アドバンテスト<6857>、日東電<6988>、大塚HD<4578>、東エレク<8035>がけん引。一方で、ソフトバンクG<9984>、エーザイ<4523>、アステラス製薬<4503>、ブリヂストン<5108>が冴えない。
日経平均は後場に入り上げ幅を広げており、終値で23500円を回復してきた。高値もち合いが続く中で23500円処での抵抗が意識されていただけに、先物主導のインデックス買いの影響とは言え、センチメントを明るくさせよう。また、物色もグロースからバリュー株への波及が見られてきている。需給状況が良好な銘柄へはショートカバーが急がれる状況にもなりやすく、米中交渉など不透明感があるものの、上へのトレンドが出やすいところであろう。
また、日経平均の上昇により円相場も1ドル109円20銭台と朝方からは円安に振れて推移している。米長期金利の上昇のほか、金価格が足元で下落基調にあるなど、安全資産からの資金シフトが意識されてきており、相対的に出遅れ感のある日本株を見直す流れは続きそうである。これまでの上昇で過熱警戒感も意識されているが、警戒感の中での上昇であり、ロングポジションは積み上がらず、良好な需給状況が続きそうである。
<CN>
この銘柄の最新ニュース
大塚HDのニュース一覧- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は小幅に続落、ファーストリテやTDKが2銘柄で約57円分押し下げ 2024/05/02
- 14時の日経平均は13円安の3万8260円、ファストリが25.5円押し下げ 2024/05/02
- 13時の日経平均は1円高の3万8275円、第一三共が17.36円押し上げ 2024/05/02
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は小幅に反発、東エレクが1銘柄で約25円分押し上げ 2024/05/02
- 日経平均2日前引け=反発、25円高の3万8299円 2024/05/02
マーケットニュース
- シカゴ日経平均先物 大取終値比 315円安 (5月2日) (05/03)
- 今週の【早わかり株式市況】続伸、FOMC無難通過で底堅く推移 (05/03)
- 米国市場データ NYダウは322ドル高と2日続伸 (5月2日) (05/03)
- NY株式:NYダウは322ドル高、長期金利低下が支援 (05/03)
大塚ホールディングスの取引履歴を振り返りませんか?
大塚ホールディングスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。