日経平均は大幅続伸となった。396.52円高の21521.61円(出来高概算5億7572万株)で前場の取引を終えた。前日の米国株式相場では、1月小売売上高が市場予想を上振れたほか、パウエルFRB議長がメディアのインタビューで現在の政策金利が適切であるとの認識を示したことから堅調な展開となった。円相場は1ドル111円30-40銭台と前日から円安方向に振れるなか、本日の東京市場ではシカゴ日経225先物清算値である21140円(大阪比210円高)から、170円程度と観測されている配当落ち分を考慮した水準を上回るレベルでのスタートとなった。その後も、海外新資金の流入観測などの広がる中国株をはじめとしたアジア市場も強い動きをみせた流れから、短期筋による225先物に対する断続的な買いも観測され、日経平均は前引けにかけてじりじりと上げ幅を拡大した。
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり、1銘柄で約51円分の押し上げ要因となったほか、ファナック<6954>、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>、東京エレクトロン<8035>、京セラ<6971>などがそれに続いた。米アップルが、独自ビデオサービスや新しいプレミアム雑誌購読プランのイベントを25日に開催すると発表したほか、内閣府・財務省が朝方に発表した法人企業景気予測調査に対する市場反応も限定的となった流れから、電子部品関連株が堅調な動きとなった。一方で、値下がり寄与銘柄はスズキ<7269>、キリンHD<2503>、千代建<6366>、長谷工<1808>が並んだ。
*11:30現在
日経平均株価 21521.61(+396.52)
値上がり銘柄数 220(寄与度+398.86)
値下がり銘柄数 4(寄与度-2.34)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 53820 1380 +51.11
<6954> ファナック 18795 525 +19.44
<6762> TDK 9100 340 +12.59
<9984> ソフトバンクG 10645 110 +12.22
<8035> 東エレク 14945 305 +11.30
<6971> 京セラ 6336 139 +10.30
<4543> テルモ 6905 125 +9.26
<6098> リクルートHD 3049 81 +9.00
<8028> ユニファミマ 3180 60 +8.89
<4523> エーザイ 9344 232 +8.59
<9433> KDDI 2632.5 38 +8.44
<6988> 日東電 5879 225 +8.33
<6506> 安川電 3285 185 +6.85
<4519> 中外薬 7800 180 +6.67
<9766> コナミHD 4710 165 +6.11
<4063> 信越化 9120 164 +6.07
<4568> 第一三共 4459 146 +5.41
<4503> アステラス薬 1733.5 29 +5.37
<9735> セコム 9602 143 +5.30
<4578> 大塚HD 4719 136 +5.04
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<7269> スズキ 5194 -45 -1.67
<2503> キリンHD 2555 -16.5 -0.61
<6366> 千代建 281 -1 -0.04
<1808> 長谷工 1436 -3 -0.02
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