1万6000円を割りこむリスクも・・・
元ジェネンテック社長の田村眞一氏が創設した創薬ベンチャー企業。
国際的なバイオ企業を目指しグローバルな研究開発活動やライセンス活動等の事業展開を推進する。
1990年設立、本社所在地は東京都千代田区。
■注目理由
8月10日に決算を発表。
17年3月期第1四半期(4-6月)の業績は、売上高26倍、経常利益は赤字から黒字浮上し、通期計画に対する進捗率は90.7%となった。
13日時点では、同社を始めペプチドリームやナノキャリア、グリーンペプタイドなどバイオ関連が軒並み上昇した。
値ごろ感から個人投資家の資金が集中したほか、同日は円高傾向にあり為替動向に影響されにくいセクターが好まれた模様。
もっとも、「東証一部同様マザーズ指数の上げ幅も小幅にとどまり、バイオ関連株の戻り足の鈍さに、強気になり切れない疑心暗鬼の投資家心理が反映されている」(大手ネット証券アナリスト)という指摘もある。
(出典:2016年9月13日 Kabutanニュース)
9月15日終値時点でPER21.90倍、PBR9.77倍と割高。
9日には一時18000円台後半までつけたもののその後は軟調に推移し、5日移動平均が25日移動平均を下回ったことから売り圧力の強まりが伺われる。
短期的な下落の可能性に注意が必要だろう。