新型肺炎ウイルスの感染拡大による医療崩壊を防げ
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業種:サービス業
時価総額:1360億円
PER:25.49倍
PBR: 1.22倍
臨床検査薬大手の富士レビオとSRLが統合して発足。1年間に受託する検査回数は4億テストにのぼり、感染症や癌を中心とした質の高い検査薬や機器を国内外の医療機関や血液センターに提供する。滅菌事業も手がけるほか、検査ラボには最先端のロボット導入も試みる。
業績面においては2/10に第3Q決算および業績下方修正を発表、コスト低減の施策が期ズレしたことに伴い期初の利益計画に届かない見通しとなった。他方で厚労省および国立感染研究所の依頼から新型コロナウイルスの検査を受託したほか、民間の医療機関等における検査においても保険適用の動きをうけて日本医学臨床検査研究所の臨床検査受託も決定している。
株価は3/13に安値2005円まで売り込まれる場面があった後に何度か下値を叩いたが、足元では徐々に底放れの動きに変化している。新型コロナウイルス封じ込めの一端を担う検査受託に加えて、日本においては世界でとくに欧米における感染拡大をうけて医療崩壊の現実味が増していることから、挙国一致体制で対策・対応に臨まれることが期待される。また、今後においては医療からヘルスケア領域への事業展開も含めて業容拡大につながることだろう。