経皮鎮痛消炎剤「モーラス パップXR」が好調
時価総額:7603.7億円
PER:39.59倍
PBR:2.74倍
【経皮吸収型アレルギー性鼻炎治療剤の販売許可を取得】
久光製薬のTDDS(Transdermal Drug Delivery System:経皮薬物送達システム)技術を用いて開発した全身性のテープ剤で、安定した血中薬濃度を維持し効果を持続させることが期待されている。同社は本剤の適切な情報提供を通じて、アレルギー性鼻炎患者のクオリティ・オブ・ライフの向上に力を注ぐとしている。
【18年2月期業績は計画上振れ着地】
「サロンパス」など好調な同社は、3/28に売上高従来予想の1470億円から1480億円(前の期比1.4%増)へ、営業利益が241億円から265億円(同0.7%増)へ、純利益が185億円から192億円(同5.9%減)へ上振れたようだと発表した。インバウンド需要などを追い風に一般用医薬品「サロンパス」が好調に推移し、売上高が計画を上回ったことに加えて、販管費が計画を大幅に下回ったことが上方修正の要因。
消炎鎮痛貼付剤で首位。「サロンパス」が有名。米製薬企業買収で海外強化。
(4/24現在)