東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1200を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、卸売、鉱業、石油石炭、海運、不動産など27業種が上昇。一方、銀行、電気機器、空運、サービスの6業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、三菱商<8058>、デンソー<6902>、豊田通商<8015>が堅調だった半面、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、エーザイ<4523>、ソニーG<6758>が軟化した。
前週末の米国市場は、1月の雇用統計が市場予想を上回る強い結果だったほか、1月のISM非製造業景況指数も大きく改善したため、米金利が上昇。主要株価指数は下落した。ただ、米金利上昇を背景に日米金利差拡大観測から円安傾向にあったため、自動車や機械などを中心に値を上げる銘柄が目立った。また、日銀の次期総裁関連報道を受けて、仮に金融政策が修正されるにしてもマイルドな修正にとどまるとの見方が広がり、短期筋による先物買いも加わり、日経平均の上げ幅は一時300円を超える場面もあった。
米国では、次回3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)までにはまだ2回のCPIなどのインフレ指標の発表が控えており、インフレの鈍化傾向が継続して示されるのか確認する必要があるだろう。国内でも、物価の高騰が続くなか、金融政策の正常化へ向けた動きは不変とみる向きも多い。また、本格化する国内企業の決算を見ても、通期業績予想を下方修正するところが多く、先行きの業績を慎重に見ている投資家は少なくない。目先は戻り売りをこなしながらの展開が続きそうだ。
<FA>
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