決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … 塩野義、京セラ、大塚商会 (2月1日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月29日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.3　ニッカトー <5367>
　21年3月期の連結経常利益を従来予想の3億7000万円→2億7000万円(前期は7億5200万円)に27.0％下方修正し、減益率が50.8％減→64.1％減に拡大する見通しとなった。

▲No.6　フォスター <6794>
　21年3月期の連結経常利益を従来予想の7.5億円→2億円(前期は25.9億円)に73.3％下方修正し、減益率が71.1％減→92.3％減に拡大する見通しとなった。

▲No.7　ＣＥＨＤ <4320>
　21年9月期第1四半期(10-12月)の連結最終損益は1000万円の赤字(前年同期は2100万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4967> 小林製薬 　　　東１　　 -6.62 　　2/ 1　本決算　　　　0.27
<9090> 丸和運機関 　　東１　　 -5.46 　　2/ 1　　　3Q　　　 19.83
<5367> ニッカトー 　　東１　　 -5.28 　　2/ 1　　　3Q　　　-64.66
<6187> りたりこ 　　　東１　　 -5.09 　　2/ 1　　　3Q　　　 36.42
<4768> 大塚商会 　　　東１　　 -3.23 　　2/ 1　本決算　　　　2.52

<6794> フォスター 　　東１　　 -3.16 　　2/ 1　　　3Q　　　-85.46
<4320> ＣＥＨＤ 　　　東１　　 -2.15 　　2/ 1　　　1Q　　　-25.23
<4507> 塩野義 　　　　東１　　 -1.30 　　2/ 1　　　3Q　　　 -5.51
<8118> キング 　　　　東１　　 -1.18 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤転
<5992> 中発条 　　　　東１　　 -1.04 　　2/ 1　　　3Q　　　-65.72

<6368> オルガノ 　　　東１　　 -1.01 　　2/ 1　　　3Q　　　-26.93
<8370> 紀陽銀 　　　　東１　　 -0.67 　　2/ 1　　　3Q　　　-29.10
<7480> スズデン 　　　東１　　 -0.41 　　2/ 1　　　3Q　　　 -6.08
<4514> あすか薬 　　　東１　　 -0.20 　　2/ 1　　　3Q　　　 86.42
<9739> ＮＳＷ 　　　　東１　　 -0.19 　　2/ 1　　　3Q　　　 -2.82

<8362> 福井銀 　　　　東１　　 -0.16 　　2/ 1　　　3Q　　　 49.97
<3630> 電算システム 　東１　　 -0.16 　　2/ 1　本決算　　　　0.14
<6971> 京セラ 　　　　東１　　 -0.12 　　2/ 1　　　3Q　　　-38.42

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース