*12:43JST 後場に注目すべき3つのポイント~AI銘柄の物色の動きが広がる
3日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は大幅続伸、AI銘柄の物色の動きが広がる
・ドル・円は堅調、日銀総裁発言で
・値上り寄与トップはソフトバンクグループ<9984>、同2位はソフトバンクG<9984>
■日経平均は大幅続伸、AI銘柄の物色の動きが広がる
日経平均は大幅続伸。647.81円高の45584.54円(出来高概算12億3943万株)で前場の取引を終えている。2日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は78.62ドル高の46519.72ドル、ナスダック総合指数は88.89ポイント高の22844.05で取引を終えた。政府機関の閉鎖による経済指標発表の制約のなか、利下げ期待が根強く意識され、半導体関連株やAI関連銘柄への買いが相場を押し上げたとの指摘がある。
米株式市場の動向を横目に、3日の日経平均は105.81円高の45042.54円と続伸して取引を開始した。国内では、対ドルで円安傾向が進んだことが株式市場に追い風となった。また、出来高変化率ランキングでは、個別物色の動きが強まってきたとの報道もあり、午前10時台には出来高の伸びが顕著な銘柄がいくつかランクインしている。また、Open AIとの提携を発表した日立<6501>や事業投資を行っているソフトバンクG<9984>、その他半導体関銘柄が大きく市場を牽引し、昨日に続き堅調な値動きとなった。
個別では、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、日東電<6988>、ソニーG<6758>、ファナック<6954>、TDK<6762>、KDDI<9433>、日立、テルモ<4543>、コナミG<9766>、中外薬<4519>、第一三共<4568>などの銘柄が上昇。
一方、良品計画<7453>、ニトリHD<9843>、フジクラ<5803>、任天堂<7974>、エーザイ<4523>、レーザーテク<6920>、アステラス薬<4503>、ディスコ<6146>、アサヒ<2502>、住友鉱<5713>、日ハム<2282>、武田<4502>、住友電<5802>、大塚HD<4578>、東京海上<8766>などの銘柄が下落。
業種別では、電気機器、情報・通信業、化学などが堅調な動きを示している。一方で、非鉄金属や石油・石炭製品は軟調に推移しており、業種間の明暗が目立つ。
後場の日経平均株価は、堅調な流れを維持しながらも上値警戒感も意識されそうだ。為替面では、対ドルで円安が進行しており、これが輸出関連やハイテク株に好影響を及ぼす可能性がある。なお、4日には自民党総裁選の投開票が予定されており、その結果を見極めたいとの思惑から、後場も方向感はやや抑制される可能性があろう。市場では、寄与度の高い銘柄の動向や出来高変化の急激な拡大銘柄に注目が集まりそうだ。
■ドル・円は堅調、日銀総裁発言で
3日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、147円09銭から147円77銭まで値を上げた。植田日銀総裁の発言がハト派的と受け止められ、円売り基調を強めた。日経平均株価の強含みが円売りを支援し、クロス円藻上値を伸ばす展開となった。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円09銭から147円77銭、ユ-ロ・円は172円43銭から173円21銭、ユ-ロ・ドルは1.1716ドルから1.1729ドル。
■後場のチェック銘柄
・学びエイド<184A>、キオクシアホールディングス<285A>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップはソフトバンクグループ<9984>、同2位はソフトバンクG<9984>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・8月失業率:2.6%(予想:2.4%、7月:2.3%)
・日・8月有効求人倍率:1.20倍(予想:1.22倍、7月:1.22倍)
【要人発言】
・植田日銀総裁
「短観、企業収益は全体として高めの水準が維持される見通し」
「先行きの不確実性は高い、予断持たずいろいろなデータや企業の声を確認」
「日銀の政策運営の説明を通じ、少しずつでも予見可能性高めていければ」
「日銀の見通し、中小企業の動きや内外の経済物価情勢や市場動向を丁寧に確認」
「緩和的な金融環境を通じ、金融面から事業者のさまざまな取り組みを後押し」
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<CS>
・日経平均は大幅続伸、AI銘柄の物色の動きが広がる
・ドル・円は堅調、日銀総裁発言で
・値上り寄与トップはソフトバンクグループ<9984>、同2位はソフトバンクG<9984>
■日経平均は大幅続伸、AI銘柄の物色の動きが広がる
日経平均は大幅続伸。647.81円高の45584.54円(出来高概算12億3943万株)で前場の取引を終えている。2日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は78.62ドル高の46519.72ドル、ナスダック総合指数は88.89ポイント高の22844.05で取引を終えた。政府機関の閉鎖による経済指標発表の制約のなか、利下げ期待が根強く意識され、半導体関連株やAI関連銘柄への買いが相場を押し上げたとの指摘がある。
米株式市場の動向を横目に、3日の日経平均は105.81円高の45042.54円と続伸して取引を開始した。国内では、対ドルで円安傾向が進んだことが株式市場に追い風となった。また、出来高変化率ランキングでは、個別物色の動きが強まってきたとの報道もあり、午前10時台には出来高の伸びが顕著な銘柄がいくつかランクインしている。また、Open AIとの提携を発表した日立<6501>や事業投資を行っているソフトバンクG<9984>、その他半導体関銘柄が大きく市場を牽引し、昨日に続き堅調な値動きとなった。
個別では、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、日東電<6988>、ソニーG<6758>、ファナック<6954>、TDK<6762>、KDDI<9433>、日立、テルモ<4543>、コナミG<9766>、中外薬<4519>、第一三共<4568>などの銘柄が上昇。
一方、良品計画<7453>、ニトリHD<9843>、フジクラ<5803>、任天堂<7974>、エーザイ<4523>、レーザーテク<6920>、アステラス薬<4503>、ディスコ<6146>、アサヒ<2502>、住友鉱<5713>、日ハム<2282>、武田<4502>、住友電<5802>、大塚HD<4578>、東京海上<8766>などの銘柄が下落。
業種別では、電気機器、情報・通信業、化学などが堅調な動きを示している。一方で、非鉄金属や石油・石炭製品は軟調に推移しており、業種間の明暗が目立つ。
後場の日経平均株価は、堅調な流れを維持しながらも上値警戒感も意識されそうだ。為替面では、対ドルで円安が進行しており、これが輸出関連やハイテク株に好影響を及ぼす可能性がある。なお、4日には自民党総裁選の投開票が予定されており、その結果を見極めたいとの思惑から、後場も方向感はやや抑制される可能性があろう。市場では、寄与度の高い銘柄の動向や出来高変化の急激な拡大銘柄に注目が集まりそうだ。
■ドル・円は堅調、日銀総裁発言で
3日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、147円09銭から147円77銭まで値を上げた。植田日銀総裁の発言がハト派的と受け止められ、円売り基調を強めた。日経平均株価の強含みが円売りを支援し、クロス円藻上値を伸ばす展開となった。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円09銭から147円77銭、ユ-ロ・円は172円43銭から173円21銭、ユ-ロ・ドルは1.1716ドルから1.1729ドル。
■後場のチェック銘柄
・学びエイド<184A>、キオクシアホールディングス<285A>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップはソフトバンクグループ<9984>、同2位はソフトバンクG<9984>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・8月失業率:2.6%(予想:2.4%、7月:2.3%)
・日・8月有効求人倍率:1.20倍(予想:1.22倍、7月:1.22倍)
【要人発言】
・植田日銀総裁
「短観、企業収益は全体として高めの水準が維持される見通し」
「先行きの不確実性は高い、予断持たずいろいろなデータや企業の声を確認」
「日銀の政策運営の説明を通じ、少しずつでも予見可能性高めていければ」
「日銀の見通し、中小企業の動きや内外の経済物価情勢や市場動向を丁寧に確認」
「緩和的な金融環境を通じ、金融面から事業者のさまざまな取り組みを後押し」
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<CS>
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