「サイバーセキュリティ」が23位、官民を挙げて対策強化へ<注目テーマ>
1 防衛
2 ドローン
3 パワー半導体
4 半導体
5 宇宙開発関連
6 2022年のIPO
7 地方銀行
8 TOPIXコア30
9 円高メリット
10 半導体製造装置
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が23位にランクインしている。
サイバー攻撃による脅威が世界的に高まっている。国内でもコンピューターウイルスや不正アクセスの件数は近年急増しており、情報処理推進機構(IPA)のデータによると2021年のウイルス届出数は20年との比較でほぼ倍増したが、今年も一段と増加することは必至とみられる。政府は情報システムにサイバーセキュリティー対策をした防衛関連企業への税制優遇を検討するなど、その対応に乗り出しているが、今後も官民を挙げてサイバーセキュリティーに対する取り組みを強化していく動きが想定される。
企業がサイバーセキュリティーのリスクを有価証券報告書で開示する動きが活発化しており、主要企業の開示比率が3年前と比較して35%も高まり、全体の93%に達したことが伝わっている。株式市場でも同テーマに対する認識が一段と高まっており、関連銘柄も再び注目を集めそうだ。
関連銘柄としては、FFRIセキュリティ<3692.T>、イー・ガーディアン<6050.T>、トレンドマイクロ<4704.T>、インテリジェント ウェイブ<4847.T>、セグエグループ<3968.T>、セキュアヴェイル<3042.T>、ラック<3857.T>、ソリトンシステムズ<3040.T>、デジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916.T>、網屋<4258.T>、No.1<3562.T>、テリロジーホールディングス<5133.T>、サイバーセキュリティクラウド<4493.T>などがマークされる。
出所:MINKABU PRESS
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