<動意株・15日>(大引け)=カルタHD、サイバーセキ、エアトリなど
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サイバーセキュリティクラウド<4493.T>=大幅高。5日・25日移動平均線のゴールデンクロス目前で大底圏離脱の動きを示している。同社は人工知能(AI)技術を駆使して、クラウドによるサイバーセキュリティーサービスを展開する。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資が活発化するなか、Webセキュリティーに対するニーズも高まっており、同社はその商機を捉えている。14日取引終了後に発表した21年12月期決算は、トップラインの伸びが顕著で、増収効果を背景に営業利益は前の期比58%増の2億9700万円と急拡大した。更に、続く22年12月期営業利益も前期比31%増の3億9000万円予想と3割を超える大幅な伸長を見込んでおり、これを好感する買いを呼び込んでいる。
エアトリ<6191.T>=一時ストップ高と大飛翔。航空券予約サイトを運営し投資事業などにも展開する。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に収益環境への逆風が意識され、株価は昨年末から1月中旬にかけ大幅調整局面を余儀なくされた。しかし、1月下旬以降は戻り足が鮮明で、きょうの大幅高によって中長期波動の分水嶺である75日移動平均線も上に抜けてきた。14日取引終了後に発表した21年10~12月期業績は最終利益が前年同期比66%増となる7億1700万円と急拡大、22年9月期通期計画の7億円を第1四半期で超過した。これが株価を強く刺激する格好となっている。
シェアリングテクノロジー<3989.T>=上げ足鮮烈。低位株の強みを存分に生かした急騰力を発揮しストップ高。インターネットを介して住宅関連トラブル対応のマッチングサイトを運営している。新型コロナウイルスの影響もあり業績は苦戦を強いられていたが、足もとは回復色を示している。14日取引終了後に発表した21年10~12月期決算は、最終損益が6600万円の黒字(前年同期実績は600万円の赤字)と黒字転換しており、これを手掛かりに投資資金が攻勢を仕掛けている。
乾汽船<9308.T>=マド開け大陽線で上放れ。テクニカル的にも5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現し上昇トレンド突入を示唆、昨年9月27日につけた昨年来高値2970円も視界に入れる局面となっている。14日取引終了後、期中3度目となる22年3月期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の104億6600万円から121億8300万円(前期実績は12億3300万円の赤字)に大幅増額した。好業績を背景に株主還元姿勢も強め、今期年間配当も期中3度目の上方修正で従来計画の157円から187円(前期実績は6円)に30円上乗せしたことでサプライズとなった。配当利回りは6.7%前後でインカムゲイン期待の買いも呼び込んでいる。
クロス・マーケティンググループ<3675.T>=ストップ高。前日はマドを開けて売られたが、きょうは一転して急速に切り返す展開となった。インターネット調査を祖業とするが、最近ではデジタルトランスフォーメーション(DX)やデジタルマーケティングなど事業の高付加価値化により収益性を高めている。14日取引終了後、22年6月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の19億300万円から22億~24億円(前期実績は10億700万円)に増額した。既に今期営業利益は16年12月期以来(昨年度から決算期を6月に変更)6期ぶりに過去最高利益を大幅更新する見通しにあったが、更に大きく上乗せされることになる。傘下企業のドゥ・ハウスやディーアンドエムの業績が好調で業績押し上げ要因となっているほか、海外子会社の収益回復も寄与している。これを評価する形で上値を見込んだ投資資金が一気に流入した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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