東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは証券、電気機器、金属製品、海運、非鉄金属、鉱業、鉄鋼が堅調。半面、陸運、医薬品、輸送用機器、空運、精密機器、ガラス土石、小売が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、東エレクのほか、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>、富士フイルム<4901>、TDK<6762>、安川電<6506>が堅調。一方でファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、ダイキン<6367>、第一三共<4568>、エムスリー<2413>が冴えない。
日経平均は5日線レベルでの狭いレンジ取引であり、全体としては米ジョージア州の上院決選投票を控えていることで結果待ちといったところであろう。物色の流れについてもハイテク株の強い値動きが目立っていたが、指数インパクトの大きいところでの騰落を見る限りにおいては、物色対象のシフトというよりは前日のリバランスといったところである。先物市場では東京都の感染者数が1200人を超えたと伝わると27100円を割り込み、その後は下げ渋る流れとはなったが戻りの鈍さが目立っており、値がさハイテク株の上昇に支えられた格好である。
また、中小型株においてはJASDAQ平均はリバウンド基調が継続しているが、マザーズ指数は75日線に上値を抑えられている。マザーズ銘柄の売買代金上位30のうち、5%以上の上昇率をみせたのはENECHANGE<4169>やAIinside<4488>など5銘柄ほど。反対に5%以上下落した銘柄はココペリ<4167>やBASE<4477>など9銘柄である。物色に広がりがみられてこないと利益確定の流れが次第に優勢になりやすいだろう。
<CS>
この銘柄の最新ニュース
AIinsのニュース一覧- 人工知能に第3の波、新時代到来で沸き立つ「AIエージェント」関連 <株探トップ特集> 2024/12/25
- AI inside、MSプラスワン少額短期保険株式会社における「返品送料保険」の査定業務自動化を支援、保険金請求から着金までを約5分間に迅速化 2024/12/12
- 決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … カバー、ラボロAI、プレイド (11月12日発表分) 2024/11/13
- 2025年3月期_第2四半期決算説明資料 2024/11/12
- 2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結) 2024/11/12
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
AI insideの取引履歴を振り返りませんか?
AI insideの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。