日経平均株価
始値 20506.24
高値 20620.72(10:09)
安値 20467.59(09:08)
大引け 20574.63(前日比 -19.09 、 -0.09% )
売買高 11億4943万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆8897億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続落、企業の決算発表本格化を前に上値の重い展開
2.米政府機関閉鎖に伴う米経済への影響懸念、ただし個別物色人気は旺盛
3.Fリテの大幅安が日経平均押し下げ、TOPIXは後場プラス圏で推移
4.中小型株人気で値上がり銘柄は1400超と値下がり数を大幅に上回る
5.主力では半導体関連が買い集めるが、全体売買代金は2兆円割れが続く
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは171ドル高と反発した。IBMやプロクター&ギャンブルなど好決算銘柄を中心に買いが流入し指数を押し上げた。
東京市場では日経平均株価が小幅安で着地したが、TOPIXはプラスで値上がり銘柄数が全体の3分の2を占めるなど買い意欲の強い展開だった。
24日の東京市場は売り先行で始まり、日経平均は前場プラス圏に切り返す場面もあったが戻し切れず、その後は再びマイナス圏で推移。ただ、個別株物色意欲は旺盛で下値抵抗力を発揮した。TOPIXは後場一貫して前日比プラス圏で推移した。米政府機関の一部閉鎖に伴う米国経済に対する悪影響や、国内でも企業の決算発表本格化を前に強気ムードとなりにくい環境。しかし、今日は為替の円安やアジア株市場の強調展開が相場を下支えした。日経平均寄与度の高いファーストリテが大幅な下げで日経平均を押し下げたが、中小型株がにぎわったほか、時価総額上位の主力株にも高いものが目立った。東証1部全体では値上がり銘柄数が1400を超え、値下がり銘柄数の倍以上を占めている。ただ、全体売買代金は低調が続いており、活況の目安とされる2兆円台割れが4日続くなど常態化する傾向にある。
個別では、売買代金トップのファーストリテイリング<9983>が3%超の下げ。ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>も軟調だった。ソニー<6758>が売りに押され、リクルートホールディングス<6098>も値を下げた。前場ストップ高を演じたクボテック<7709>は後場値を崩しマイナス圏で引けた。ジャパンディスプレイ<6740>が下落、宝ホールディングス<2531>も安い。
半面、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連が買いを集め、日本電産<6594>も堅調。ZOZO<3092>も切り返しに転じた。カブドットコム証券<8703>がストップ高で買い注文を残し、イソライト工業<5358>も商いを膨らませ値を飛ばした。荏原実業<6328>、新川<6274>が急伸、クックパッド<2193>も物色人気となった。レーザーテック<6920>が活況高、カワチ薬品<2664>も高い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、アドテスト <6857> 、TDK <6762> 、ファナック <6954> 、ニコン <7731> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約49円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、ユニファミマ <8028> 、リクルート <6098> 、キッコマン <2801> 、テルモ <4543> 。押し下げ効果は約94円。うち59円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)証券商品先物、(2)金属製品、(3)銀行業、(4)化学、(5)電気機器。一方、下落率の上位5業種は(1)陸運業、(2)食料品、(3)電気・ガス業、(4)サービス業、(5)不動産業。
■個別材料株
△クエスト <2332> [JQ]
今期経常を34%上方修正・17期ぶり最高益更新へ。
△カワチ薬品 <2664>
4-12月期は経常減益も対通期進捗率81%。
△フジオフード <2752> [JQ]
東証1部に市場変更。
△八洲電機 <3153>
株主優待制度に長期保有特典を追加。
△デュアルT <3469> [東証2]
「大田区XEBECファンド#1」が54秒で満額申し込み達成。
△ペプドリ <4587>
塩野義 <4507> とペプチド―薬物複合体の共同研究契約を締結。
△エーバランス <3856> [東証2]
ベトナムで太陽光発電所の起工式を実施。
△トランザス <6696> [東証M]
インドネシア法人とIoT機器販売でパートナー契約締結。
△山梨銀 <8360>
1.13%を上限に自社株買いを実施。
△カブコム <8703>
「KDDI <9433> が最大1000億円出資」との報道。
▼ベクトル <6058>
三菱UFJMS証券が投資判断を「ニュートラル」に格下げ。
▼イーグル工 <6486>
今期経常を一転16%減益に下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)カブコム <8703> 、(2)イソライト <5358> 、(3)ランド <8918> 、(4)山梨銀 <8360> 、(5)荏原実業 <6328> 、(6)新川 <6274> 、(7)レーザーテク <6920> 、(8)クックパッド <2193> 、(9)八洲電機 <3153> 、(10)カワチ薬品 <2664> 。
値下がり率上位10傑は(1)メディアドゥ <3678> 、(2)鎌倉新書 <6184> 、(3)Jディスプレ <6740> 、(4)アドバネクス <5998> 、(5)TSIHD <3608> 、(6)スターマイカ <3230> 、(7)宝HLD <2531> 、(8)一工薬 <4461> 、(9)クボテック <7709> 、(10)キムラタン <8107> 。
【大引け】
日経平均は前日比19.09円(0.09%)安の2万0574.63円。TOPIXは前日比5.57(0.36%)高の1552.60。出来高は概算で11億4943万株。東証1部の値上がり銘柄数は1419、値下がり銘柄数は624となった。日経ジャスダック平均は3357.17円(17.78円高)。
[2019年1月24日]
株探ニュース
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