決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ファストリ、Ｓａｎｓａｎ、ＳＨＩＦＴ (10月12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の10月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　明光ネット <4668>
　23年8月期の連結経常利益は前の期比3.6％減の12.4億円になったが、24年8月期は前期比0.6％増の12.5億円とほぼ横ばい見通しとなった。

★No.2　竹内製作所 <6432>
　24年2月期の連結経常利益を従来予想の239億円→332億円(前期は213億円)に38.9％上方修正し、増益率が11.8％増→55.3％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.3　ファストリ <9983>
　23年8月期の連結最終利益は前の期比8.4％増の2962億円になり、従来予想の2600億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4668> 明光ネット 　　東Ｐ　　 +8.21 　 10/12　本決算　　　　0.56
<6432> 竹内製作所 　　東Ｐ　　 +7.24 　 10/12　　上期　　　 65.12
<9983> ファストリ 　　東Ｐ　　 +7.05 　 10/12　本決算　　　　9.61
<4432> ウイングアク 　東Ｐ　　 +5.73 　 10/12　　上期　　　 27.45
<7725> インターアク 　東Ｐ　　 +5.38 　 10/12　　　1Q　　　-53.95

<3922> ＰＲＴＩＭＥ 　東Ｐ　　 +4.44 　 10/12　　上期　　　 -2.73
<7730> マニー 　　　　東Ｐ　　 +4.41 　 10/12　本決算　　　　3.19
<9716> 乃村工芸社 　　東Ｐ　　 +4.26 　 10/12　　上期　　　104.38
<3678> メディアドゥ 　東Ｐ　　 +4.09 　 10/12　　上期　　　-27.20
<2337> いちご 　　　　東Ｐ　　 +3.98 　 10/12　　上期　　　 -1.90

<9418> ＵＳＥＮＨＤ 　東Ｐ　　 +3.15 　 10/12　本決算　　　 14.29
<7818> トランザク 　　東Ｐ　　 +2.53 　 10/12　本決算　　　 11.35
<7420> 佐鳥電機 　　　東Ｐ　　 +2.34 　 10/12　　　1Q　　　 -2.24
<3697> ＳＨＩＦＴ 　　東Ｐ　　 +1.82 　 10/12　本決算　　　　9.96
<7487> 小津産業 　　　東Ｐ　　 +1.66 　 10/12　　　1Q　　　 -1.79

<4443> Ｓａｎｓａｎ 　東Ｐ　　 +1.63 　 10/12　　　1Q　　　　黒転
<5018> ＭＯＲＥＳＣ 　東Ｐ　　 +1.43 　 10/12　　上期　　　 10.28
<2292> ＳＦＯＯＤＳ 　東Ｐ　　 +0.61 　 10/12　　上期　　　 -2.86

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース