大引けの日経平均は前日比104.51円安の28051.70円となった。東証プライム市場の売買高は9億1376万株、売買代金は2兆2437億円だった。セクターではサービス、電気機器、精密機器が下落率上位となった一方、鉱業、海運、倉庫・運輸が下落率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の45%、対して値上がり銘柄は49%
だった。
個別では、レーザーテック<6920>、キーエンス<6861>、SMC<6273>、ベイカレント<6532>、SHIFT<3697>など値がさ株を中心にハイテク・グロース株が軟調。東証プライム市場の値下がり率上位にはSansan<4443>、マネフォ<3994>、メドレー<4480>などの中小型グロース株の代表格が並んだ。Hamee<3134>は業績下方修正が嫌気されて急落した。
一方、三菱重工<7011>、川崎重工<7012>、IHI<7013>の防衛大手が軒並み大幅高。郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の海運、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、丸紅<8002>の商社、INPEX<1605>、石油資源開発<1662>の鉱業なども高い。決算を材料にクミアイ化学<4996>、ブラス<2424>、MSOL<7033>が急伸し、中期経営計画を発表したDMG森精機<6141>も大幅高。バイオ燃料製造プラントに関するプロジェクトについて発表しているユーグレナ<2931>も急伸。東証スタンダード市場ではサプライズ決算を材料に山王<3441>がストップ高買い気配のまま終えた。
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