大引けの日経平均は前週末比449.26円高の28498.20円となった。東証1部の売買高は11億9417万株、売買代金は2兆7085億円だった。業種別では、海運業、空運業、鉱業が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは電気・ガス業のみだった。東証1部の値上がり銘柄は全体の84%、対して値下がり銘柄は14%となった。
個別では、売買代金トップのソフトバンクG<9984>が5%近い上昇。郵船<9101>、商船三井<9104>、ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>は3~4%超上昇した。ソニーGは台湾積体電路製造(TSMC)との半導体新工場建設が報じられ、トヨタ自などは為替相場の円安進行が買い材料視されたようだ。株式分割の実施を発表したSansan<4443>、決算発表のカーブスHD<7085>などは急伸。また、やはり決算が好感されたMSコンサル<6555>は買い気配のままストップ高比例配分となった。一方、レーザーテック<
6920>が3%近く下落し、東エレク<8035>などその他の半導体関連株も軟調。決算発表銘柄では安川電<6506>などが下落した。また、Fブラザーズ<3454>は決算を受けて売りがかさみ、FB<3843>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。
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