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※2024年9月16日12時に執筆
AI・データセンター関連が再び物色されているようです。見通しの悪い相場で将来性や現実的な未来を考えると、やはりAI関連への関心は高まっております。生成AIが普及した後は、次のAIサービスでどこが覇権を握るのか注目ですねぇ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
OpenAI社がChatGPTを発表後、ハイテク業界がこぞってAIの覇権を握ろうと切磋琢磨しております。当然ながらChatGPTの一強というわけでもなく、3ヶ月や半年で新たなAIサービスが各企業から発表されるほど。そしてどこが頭抜けて覇権をとるのかわからない、「群雄割拠」といった状況でもあります。
2023年7月に設立された日本のAIベンチャー「Sakana AI」は、エヌビディアから出資を受けた事が話題となりました。今後、日本から世界と戦える企業がもっと増えてくるかもしれません。個人投資家としては一歩先を読んで、AIが社会をどのように変えていくのか想像しながら、連想ゲームのように業績拡大する銘柄を予想する力を養っていきたいところですな。
AIが普及するほど、AI向けデータセンターの性能も向上する事になります。データセンターの乱立によって電力不足が問題になれば、省電力に繋がる材料の開発も進むでしょう。サーバーの冷却に関しても技術革新が起こる可能性がありますし、原発再稼働や核融合などの話が現実的になれば政府投資の期待も湧きます。
事実、あたくし達の生活も既に変わってきています。現在でもAIによる不動産投資や株式投資のCMはよく見ますが、いずれは企業業績やチャートを正確に予測できるAIが出現するかもしれませんな。AIの進化が目立つほど、その裏でサービスを支えているデータセンターの進化も要チェックです。今回はそんな銘柄をいくつかピックアップしました。
ファブレスの半導体メーカーであるザインエレクトロニクス<6769>は、9月10日にデータサーバーの次世代通信規格PCI Express 6.0に対応した超高速PAM4 64Gbps通信用光半導体チップセットを実現したと発表しました。これにより大幅な省エネと低遅延化が可能との事。チャート(日足)は動意後、トレンド形成できるか監視です。
独立系システム開発会社のシステムサポート<4396>は、アウトソーシング事業としてデータセンターサービスを展開しております。ストック売上高が拡大傾向で客単価も上昇している模様。今年3月に付けた高値2212円を上抜ければ、さらに下値を切り上げる可能性もあるとみて注視です。
データセンター新設による特需があると見て北陸電気工事<1930>もチェックしております。北陸電力系の同社は、25年3月期は売上高が過去最高となる予想です。PBRは割安ですので、チャート(日足)を監視中です。
AIデータセンター関連で思惑のあるトリプルアイズ<5026>は、グループ会社であるゼロフィールドがコンテナ型データセンター「DINO Rex」の提供を発表した事が好感されました。データセンターの省電力化に注力している同社から、今後も新しいデータセンターが開発されるか監視を強めていきたいです。
AIを活用したデジタルマーケティングソリューションを展開するサイジニア<6031>もAI関連として物色されております。直近では日本航空<9201>が運営する総合ショッピングモール「JAL Mall」に、同社のEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」が導入された事が好材料となりました。
最後はAIを活用したアルゴリズムモジュールの開発等を手掛けるJDSC<4418>です。8月13日の好決算を機にチャート(日足)は下値を切り上げております。自社株買いも好感されて、業績が安定すれば上昇トレンドを形成できるか…。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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