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※2025年1月13日14時に執筆
2025年も引き続き半導体関連への物色は続きそうですねぇ。やはり「国策に売りなし」なのか…。高精度なAI向け半導体は軍事的な脅威にもなり得る事から、米中関係を注視しながら石破政権がどう動くのか気になりますな。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
1月7日、日本の株式市場は半導体関連銘柄を中心に大幅高となりました。ラスベガスの見本市「CES」で米エヌビディアのジェンスン・フアンCEOが新たなゲームPC用GPUや同社の半導体製品「Drive」がトヨタに採用される事などが発表されるとAI半導体関連を中心に沸いたようです。
同日の日経平均終値も40083.30円で4万円を超えております。やはり半導体関連の好材料は、日本株全体に影響を与える事は間違いありません。それを多くの投資家も理解しているようですな。
あれだけ半導体関連として話題になったキオクシアがついに昨年12月に上場し、今年も2024年の再現のようなAI・半導体関連が日本株全体を牽引していくか期待しておりますよ。ただ、今回の上昇が日本発ではなくエヌビディアのような米企業が主導ですので、個別に日本企業の実力をしっかり見定めていく作業は欠かさず行っていきたいです。
以前から申し上げておりますが、半導体と一言で表現しても材料メーカーから製造装置まで数え切れないほどの企業が携わっております。技術革新により盤石な地位を築く企業もあれば、そうでない企業もあるでしょう。AI向け半導体の需要拡大はいつまで続くのか様子を見ながら、今回は人気化している半導体関連をしっかりとチェックして参りますよ。
超純水装置を手掛ける野村マイクロ・サイエンス<6254>は、昨年末に底値から反発を確認しました。韓国サムスンと引き合いのある同社は、サムスンの業績復調を受けて同社も上昇トレンドを形成できるか監視中。
こちらも底値圏から反発しているTOWA<6315>です。超精密金型に定評があり、封止装置など後工程の半導体製造装置大手である同社は、25年3月期の最高益予想を達成できるか気になりますねぇ。半導体業界と取り巻く環境は目まぐるしく変化しており注視ですな。
高誘電率絶縁膜材料が主力のトリケミカル研究所<4369>も、半導体関連として物色されております。直近では、みずほ証券が投資判断を「買い」、目標株価3800円に設定した事も好感されました。75日線を上回った後は、底値圏から上昇トレンドを形成するか監視を強めております。
半導体テスト工程の受託のテラプローブ<6627>は11月14日の決算後に嫌気されましたが、しっかり直近で下値を切り上げてきました。PER・PBRの割安感も目立っており、業績が改善されればチャートも反応するかもしれませんねぇ。
半導体製造装置の開発などを手掛けるKOKUSAI ELECTRIC<6525>は、メモリ市場の先行き不透明感から売られておりました。ただ、11月11日の決算では上方修正を発表するなど、不安が先行し過ぎている感もあるか…。昨年12月にの上場来安値(2067.5円)を付けてから、じわじわと上がっている様子です。
最後は半導体パッケージやFPDの製造装置を手掛けるAIメカテック<6227>です。昨年12月に海外の大手半導体関連メーカー2社からウエハーハンドリングシステム(ボンダー・デボンダー装置)の受注を発表し、好感されました。受注金額は約24億円との事で、直近のチャート(日足)も下値を切り上げておりますよ。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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