大引けの日経平均は前日比120.15円高の26507.87円となった。東証プライム市場の売買高は11億5083万株、売買代金は2兆5626億円だった。セクターでは不動産、海運、鉱業を筆頭にほぼ全面高。一方、保険のみが下落となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の78%、対して値下がり銘柄は18%だった。
個別では、追加株主還元を示唆する社長インタビューが伝わってから、川崎汽船<9107>が大幅に3日続伸となり、郵船<9101>、商船三井<9104>も高い。円高進行の一服により、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>、日産自<7201>などが大幅に反発。日銀金融政策決定会合のサプライズ政策修正から大きく売られていた不動産も反発し、三井不動産<8801>、三菱地所<8802>、住友不動産<8830>が大幅高。連日上昇していた銀行株は一時下落していたが、押し目買いでプラス圏に浮上し、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、りそなHD<8308>は大幅続伸。原油市況の上昇を受けINPEX<1605>なども買われた。
また、11月訪日外国人旅行者数の拡大を好感し、ソースネクスト<4344>が急伸。米メルク子会社との間で共同研究開発およびライセンス契約を締結したペプチドリーム<
4587>は大幅に上昇。KDDI<9433>は国内証券のレーティング格上げが、昭和電線HD<5805>は国内証券の新規買い推奨がそれぞれ好感された。株式公開買い付け(TOB)を材料にタツタ電線<5809>、日鉄物産<9810>はストップ高比例配分となった。
一方、東京海上HD<8766>、第一生命HD<8750>は騰勢一服で反落。米半導体メモリ大手のマイクロン・テクノロジーの決算が低調だったことでレーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>などが下落。グロース株でも冴えないものが多く、エムスリー<2413>、ソフトバンクG<9984>が下落したほか、サイボウズ<4776>が急落。ほか、Sansan<4443>、ラクスル<4384>、ネットプロHD<7383>、JMDC<4483>などグロース株の代表格の多くが東証プライム市場の値下がり率上位に入った。
<YN>
この銘柄の最新ニュース
ソースネクスのニュース一覧- 信用残ランキング【買い残増加】 セブン&アイ、NTT、三菱重 2024/12/01
- 書類作成がラクになる 紙の書類の記入欄にピッタリ印字、PDFにも直接入力 「さよなら手書き 11」シリーズ 11月27日新発売 2024/11/27
- 「チャットGPT」も進化加速へ、「AI音声認識」株価変貌期待の銘柄は <株探トップ特集> 2024/11/26
- YouTubeやSNSでも使える音楽素材「Audiostock BGM、効果音素材集」11月25日(月)新発売 2024/11/25
- 信用残ランキング【買い残増加】 楽天グループ、セブン&アイ、NTT 2024/11/24
マーケットニュース
- インフラ拡充加速で成長ロード躍進、「EV充電器」関連が株高本番へ <株探トップ特集> (12/02)
- 明日の株式相場に向けて=地銀株に師走の上昇旋風吹くか (12/02)
- 本日の【新規公開(IPO)】仮条件情報 (2日大引け後 発表分) (12/02)
- 2日香港・ハンセン指数=終値19550.29(+126.68) (12/02)
おすすめ条件でスクリーニング
ソースネクストの取引履歴を振り返りませんか?
ソースネクストの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。