ソースネクス、今期経常を一転赤字に下方修正、配当も無配転落

　ソースネクスト <4344> が2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は8.5億円の赤字(前年同期は3.6億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1億円の黒字→17.3億円の赤字(前期は4.5億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の6.1億円の黒字→12.2億円の赤字(前年同期は2.1億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　業績悪化に伴い、従来0.04円を計画していた期末一括配当を見送り、8期ぶりに無配転落(前期は0.21円)とする方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は3.4億円の赤字(前年同期は1.2億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の4.3％→-12.5％に急悪化した。

株探ニュース