―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月7日から8日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 エイケン工業 <7265>
21年10月期の経常利益(非連結)は前の期比2.2倍の5億9100万円に拡大したが、22年10月期は前期比40.8%減の3億5000万円に落ち込む見通しとなった。
▲No.4 丹青社 <9743>
22年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比76.6%減の10.9億円に大きく落ち込み、通期計画の21.5億円に対する進捗率は51.0%にとどまり、5年平均の80.9%も下回った。
▲No.5 ストリーム <3071>
22年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比29.9%減の3億2100万円に減り、通期計画の6億0900万円に対する進捗率は52.7%となり、5年平均の51.5%とほぼ同水準だった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7064> ハウテレ 東M -14.35 12/ 8 3Q 赤縮
<7265> エイケン工業 JQ -6.94 12/ 8 本決算 -40.78
<4334> ユークス JQ -4.44 12/ 8 3Q 黒転
<9743> 丹青社 東1 -3.84 12/ 8 3Q -76.55
<3071> ストリーム 東2 -1.89 12/ 8 3Q -29.91
<3161> アゼアス 東2 -1.84 12/ 8 上期 -47.75
<6535> アイモバイル 東1 -1.39 12/ 8 1Q 61.07
<2163> アルトナー 東1 -0.23 12/ 8 3Q 21.88
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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