ＣＥＨＤが一時１１％高、株式分割や株主優待などを発表

　ＣＥホールディングス<4320.T>が急反発して一時、前日比１３２円（１１．５％）高の１２８０円まで買われ年初来高値を更新している。７日の取引終了後、株式分割や株主優待制度の導入などを発表しており、これらを好感した買いが入っているようだ。

　株式分割は、９月３０日を基準日に１対２株の分割を実施する予定で、効力発生日は１０月１日。投資単位当たりの金額を引き下げることでより投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的としている。

　また、株主優待制度の導入では、毎年９月３０日時点で１単元（１００株）以上を保有している株主に対して、一律でクオカード５００円分を贈呈する。なお、１７年９月３０日時点の株主に対しては、これに加えて新電子カルテシステムの販売開始記念として、クオカード５００円分を贈呈する記念株主優待を実施するとあわせて発表している。

　同時に、１７年９月期の連結業績予想について、売上高を８８億円から８０億円（前期比１．５％減）へ、営業利益を２億円から１億円（同４１．２％減）へ、純利益を１億２５００万円から８０００万円（同２９．２％減）へ下方修正した。また、あわせて発表した第３四半期累計（１７年１０月～１８年６月）決算は、売上高４６億９０００万円（前年同期比２０．９％減）、営業損益２億６１００万円の赤字（前年同期２００万円の赤字）、最終損益２億４００万円の赤字（同７００万円の赤字）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）