ドリームＩ、10-12月期(3Q)経常は3.9倍増益、未定だった今期配当は5期ぶり191.11円で復配

　ドリームインキュベータ <4310> [東証Ｐ] が2月7日大引け後(17:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比7.8倍の20億円に急拡大した。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当を191.11円実施し、5期ぶりに復配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同一期間比3.9倍の11.2億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同一期間の2.6％→11.4％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社では現在、2022年5月公表の中期経営計画に則り、インキュベーション事業の適切な収穫を進めつつ、ビジネスプロデュース事業へ傾注する構造改革を推進しております。その一環として、2023年3月期において、事業投資先であるピークス株式会社、株式会社ワークスタイルラボ、アイペットホールディングス株式会社（以下「アイペットホールディングス」といいます。）の売却を実行いたしました。特にアイペットホールディングスについては特別利益 約181億円を計上し、2023年3月期の当社業績は過去最高となる見込みです。これに伴い、株主の皆様へ、これまでのご支援に報いるべく、総額100億円の株主還元を計画しており、その第1回目として、20億円の期末特別配当を実施することを決定したことから、配当予想を修正いたしました。なお、残り80億円の株主還元につきましては、自己株式取得及び配当により、中期経営計画の最終年度の期末配当（25年6月）までに完了させる方針であり、更なる還元内容の詳細は2023年5月の本決算発表時に公表させて頂きます。