「防衛」が3位、日米首脳会談で日本の防衛力強化の思惑高まる<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「防衛」が3位にランクインしている。
ロシアによるウクライナ侵略に加え、中国の急速な軍備拡張を背景とした台湾有事などへの警戒感が強まるなか、世界的に地政学リスクに対する関心が高まっている。前日行われた日米首脳会談では、バイデン米大統領と岸田首相の間で両国の同盟を確固たるものとすべく努力を進めていく方針を確認し、そのために日本の立場として「防衛費の相当な増額を確保する決意」を岸田首相は表明している。
これを受け、きょうは防衛関連の本命ともいうべき三菱重工業<7011.T>が144円高の4983円まで買われ年初来高値を更新、修正後株価で2017年2月以来約5年3カ月ぶりとなる5000円大台乗せを目前にした。
また、総合重機大手の川崎重工業<7012.T>やIHI<7013.T>なども強調展開をみせている。このほか、防衛省との取引関係が厚く、レーダー警戒装置などで高い納入実績のある東京計器<7721.T>も上値追いが鮮明だ。中小型材料株では石川製作所<6208.T>や豊和工業<6203.T>、細谷火工<4274.T>、興研<7963.T>、重松製作所<7980.T>なども、きょうは総じて冴えない動きとなっているものの同関連株としてマーケットの注目度は高く、折に触れ物色人気化する。
出所:MINKABU PRESS
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