日化薬、上期経常を46％上方修正

　日本化薬 <4272> が10月27日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の50億円→73億円(前年同期は91.4億円)に46.0％上方修正し、減益率が45.3％減→20.2％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の業績見通しは引き続き開示しなかった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期（累計）の連結売上高は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中国を除いた地域の自動車市場での低迷等を見込んでおりましたが、主に日本および北米の需要が想定よりも早く回復していること等により前回発表予想を上回る見込みです。営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、売上高の増加に加え、販管費の抑制等により前回発表予想を上回る見込みです。　なお、通期業績予想につきましては現在精査中であり、2020年11月10日に予定しております2021年３月期第２四半期決算発表時にお知らせいたします。（注）業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。