日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まりそうだ。
前週までの大幅な上昇に対する過熱感からの調整は意識されていたが、上昇ピッチが速かった分、調整幅も大きくなりやすく、押し目待ち狙いの買い意欲を後退させそうである。また、決算発表が本格化するなか、昨日は東エレク<8035>やレーザーテック<6920>、ファナック<6954>は終日堅調だった。東証プライムの値上がり銘柄数は過半数を占めていた。ただし、アドバンテスト<6857>とソフトバンクG<9984>の指数インパクトが大きいが故に日経平均株価の下落につながった形である。
本日もアドバンテストとソフトバンクGの動向を睨みながらの相場展開になりそうであり、両銘柄の弱さが目立つ局面においては先物市場で仕掛け的な売りが入りやすくなり、これがインデックスに絡んだ売りに向かわせることで相場全体の弱さにつながる可能性がありそうだ。日経平均株価はボリンジャーバンドの+2σに沿ったトレンドを形成していたが、前日の下落によって+1σ(50500円)水準が意識されてくる可能性がある。
もっとも、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下落が見込まれる一方で、決算発表が本格化するなかで、好決算銘柄での個別物色に向かわせることになろう。昨日の引け後に発表した決算では、インソース<6200>、ジオリーブG<3157>、ティラド<7236>、キッセイ薬<4547>、ほくほく<8377>、ヤマハ<7951>、ポバール興業<4247>、LINE ヤフー<4689>、丸文<7537>、日本精工<6471>、パーカー<9845>、東和銀<8558>、サンメッセ<7883>、テーオーシー<8841>、日ハム<2282>辺りが注目される。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
ポバール興業のニュース一覧- 2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) 2025/11/13
- ポバール興業、上期経常が89%増益で着地・7-9月期も95%増益 2025/11/13
- 2026年3月期 第2四半期 決算説明補足資料 2025/11/13
- 2026年3月期 第2四半期 決算概要 2025/11/13
- 今週の上期【業績上方修正】銘柄一覧 (11/4~11/7 発表分) 2025/11/08
マーケットニュース
- 今週の【重要イベント】FOMC、米貿易収支、メジャーSQ (12月8日~14日) (12/07)
- AI需要拡大で市況高騰、面目躍如の「半導体メモリー」関連株リスト <株探トップ特集> (12/06)
- 今週の【新規公開(IPO)銘柄】 フィットクル (12/07)
- 株価指数先物 【週間展望】―ソフトバンクG次第で+2σ接近も (12/07)
おすすめ条件でスクリーニング
ポバール興業の取引履歴を振り返りませんか?
ポバール興業の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。