東京株式(大引け)=190円安、円高進行受けたリスクオフで2万円大台割れ
大引けの日経平均株価は前日比190円92銭安の1万9979円90銭と続落。東証1部の売買高概算は17億482万株、売買代金概算は2兆4671億7000万円。値上がり銘柄数は292、対して値下がり銘柄数は1635、変わらずは90銘柄だった。
きょうの東京市場はリスク回避の売りが優勢となった。前日の米国株市場でNYダウやナスダック指数が小幅ながら反落したことに加え、外国為替市場で1ドル=110円台を割り込む急速な円高進行が主力輸出株を中心に全体相場の重荷となった。今週末8日に欧州では英国の総選挙とECB理事会が予定されるほか、米国では前FBI長官のコミー氏の米議会での証言を控えており、今週末のメジャーSQや来週のFOMCも意識されるなか、積極的に買い向かう動きもみられなかった。業種別には空運を除きほぼ全面安、医薬品や海運セクターの下げが目立っている。需給面では、全般地合い悪が増幅された背景として、きょうの欧州株市場も弱いとみた海外投資家が、欧州時間に先回りして日経平均先物に売りを出したとの観測が出ていた。
個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が軟調、キーエンス<6861.T>が安く、ファナック<6954.T>も売りに押された。エムアップ<3661.T>が大幅続落となったほか、enish<3667.T>、アイスタイル<3660.T>も急落、イーレックス<9517.T>、オルトプラス<3672.T>、アステラス製薬<4503.T>などの下げも目立つ。ツガミ<6101.T>、牧野フライス製作所<6135.T>など工作機械が売られ、新日本電工<5563.T>も安い。
半面、任天堂<7974.T>が底堅さを発揮し、リクルートホールディングス<6098.T>も買い先行。リバーエレテック<6666.T>はストップ高で買い物を残した。前日まで3日連続ストップ高のフォーカスシステムズ<4662.T>は後場伸び悩んだものの、きょうも大幅高。日本カーボン<5302.T>、ピジョン<7956.T>、日立化成<4217.T>が上昇、東芝<6502.T>も買いが優勢だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
この銘柄の最新ニュース
日立化のニュース一覧- 当社株式の上場廃止のお知らせ 2020/06/18
- 今週の【重要イベント】日銀政策会合、米中鉱工業生産、貿易統計 (6月15日~21日) 2020/06/14
- 来週の【重要イベント】日銀政策会合、米中鉱工業生産、貿易統計 (6月15日~21日) 2020/06/13
- 出来高変化率ランキング(14時台)~リンクバル、ラクオリアなどがランクイン 2020/06/10
- 出来高変化率ランキング(14時台)~日本通信、ブライトパスなどがランクイン 2020/06/08
マーケットニュース
- デジタルリスク時代の救世主、サイバー防衛「株高変貌6銘柄」大選抜 <株探トップ特集> (01/11)
- 国内株式市場見通し:米利下げ幅縮小の可能性や、トランプリスクを改めて意識する展開に (01/11)
- 信用残ランキング【売り残増加】 日産自、トヨタ、JT (01/12)
- 信用残ランキング【買い残増加】 キオクシア、日産自、ホンダ (01/12)
おすすめ条件でスクリーニング
日立化成の取引履歴を振り返りませんか?
日立化成の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。