菱ガス化、今期経常を一転29％増益に上方修正

　三菱ガス化学 <4182> が2月4日後場(14:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比47.5％増の333億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の300億円→400億円(前期は311億円)に33.3％上方修正し、一転して28.6％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の134億円→234億円(前年同期は194億円)に74.3％増額し、一転して20.8％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比53.9％増の167億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.5％→9.3％に改善した。

株探ニュース