*14:47JST Ａｐｐｉｅｒ Research Memo（7）：成長と収益性を両立することで過去最高業績の更新を目指す
■今後の見通し
● 2023年12月期の業績見通し
Appier Group<4180>の2023年12月期の連結業績ついては、売上収益が前期比31.0%増の25,454百万円、EBITDAが同71.9%増の2,342百万円、営業利益が同964.3%増の535百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益が718百万円（前期は21百万円の利益）を見込んでいる。同社のコアバリューである革新的な技術力を強化し、成長と収益性を両立することで過去最高業績の更新を目指す。なお、同社は2025年12月期までの財務目標として、売上収益成長率年平均30%以上、売上総利益率55～60%、営業利益率15～20%を掲げている。
2023年12月期も引き続き、AIソリューションの導入やファーストパーティデータの活用に対して企業の関心は高く、AIのトレンドが継続することが想定される。このような事業環境の下で同社は、売上収益については、各地域でのさらなるシェア拡大及びバランスの取れた顧客業種拡大により新規顧客を拡大するとともに、ROI重視のソリューションによるアップセル・プロダクトシナジーによるクロスセルを推進することで成長する一方で、収益性についてはアルゴリズムの精度向上等による粗利益率改善、事業効率性と営業生産性の更なる向上等による営業利益率改善を目指す。地域別では、デジタルマーケティング先進国の米国及びEMEA・北東アジアに注力する。業種別ではEC、デジタルコンテンツなど、市場の特性や状況を鑑みながら注力業種を選定する方針だ。
トレンドとしてはジェネレーティブAIが挙げられる。ジェネレーティブAIにより、TAMは意思決定からコンテンツ制作まで拡大してきている。同社の既存プロダクトにはジェネレーティブAIを活用したものもあり、追い風となりそうだ。ジェネレーティブAIを搭載した新プロダクトの開発も計画しているようで、事業拡大につながると弊社では見ている。また、2022年12月に提供を開始した「AIRIS」の業績寄与にも期待したい。
収益性向上としては、営業と研究開発の高い生産性を目指す。「CrossX」のアルゴリズム改善やサーバー関連費用の低減等による売上総利益率の向上とオペレーティングレバレッジの実現による営業利益率の改善を進めていく。
（執筆：フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎）
＜YI＞
● 2023年12月期の業績見通し
Appier Group<4180>の2023年12月期の連結業績ついては、売上収益が前期比31.0%増の25,454百万円、EBITDAが同71.9%増の2,342百万円、営業利益が同964.3%増の535百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益が718百万円（前期は21百万円の利益）を見込んでいる。同社のコアバリューである革新的な技術力を強化し、成長と収益性を両立することで過去最高業績の更新を目指す。なお、同社は2025年12月期までの財務目標として、売上収益成長率年平均30%以上、売上総利益率55～60%、営業利益率15～20%を掲げている。
2023年12月期も引き続き、AIソリューションの導入やファーストパーティデータの活用に対して企業の関心は高く、AIのトレンドが継続することが想定される。このような事業環境の下で同社は、売上収益については、各地域でのさらなるシェア拡大及びバランスの取れた顧客業種拡大により新規顧客を拡大するとともに、ROI重視のソリューションによるアップセル・プロダクトシナジーによるクロスセルを推進することで成長する一方で、収益性についてはアルゴリズムの精度向上等による粗利益率改善、事業効率性と営業生産性の更なる向上等による営業利益率改善を目指す。地域別では、デジタルマーケティング先進国の米国及びEMEA・北東アジアに注力する。業種別ではEC、デジタルコンテンツなど、市場の特性や状況を鑑みながら注力業種を選定する方針だ。
トレンドとしてはジェネレーティブAIが挙げられる。ジェネレーティブAIにより、TAMは意思決定からコンテンツ制作まで拡大してきている。同社の既存プロダクトにはジェネレーティブAIを活用したものもあり、追い風となりそうだ。ジェネレーティブAIを搭載した新プロダクトの開発も計画しているようで、事業拡大につながると弊社では見ている。また、2022年12月に提供を開始した「AIRIS」の業績寄与にも期待したい。
収益性向上としては、営業と研究開発の高い生産性を目指す。「CrossX」のアルゴリズム改善やサーバー関連費用の低減等による売上総利益率の向上とオペレーティングレバレッジの実現による営業利益率の改善を進めていく。
（執筆：フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎）
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