―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月7日から11日の決算発表を経て12日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 旭化学 <7928>
22年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比1.5%減の1.9億円となり、9-2月期(上期)計画の3.9億円に対する進捗率は49.5%にとどまり、5年平均の53.5%も下回った。
▲No.3 カンセキ <9903>
22年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比25.6%減の17.6億円に減り、通期計画の30.5億円に対する進捗率は57.8%にとどまり、5年平均の88.3%も下回った。
▲No.6 アヲハタ <2830>
21年11月期の連結経常利益は前の期比27.1%増の9億7100万円に伸びたが、22年11月期は前期比11.4%減の8億6000万円に減る見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4735> 京進 東2 -6.19 1/11 上期 99.52
<7928> 旭化学 JQ -5.76 1/11 1Q -1.53
<9903> カンセキ JQ -3.52 1/11 3Q -25.64
<4173> WACUL 東M -1.13 1/11 3Q 226.19
<2668> タビオ 東2 -1.03 1/11 3Q 赤縮
<2830> アヲハタ 東2 -0.55 1/11 本決算 -11.43
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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