グロースセグメントの売上高は前年同期比1.2%減の23.82億円、セグメント損失は1.11億円(前年同期は2.23億円の損失)となった。動画制作を中心とした集客領域においてクライアントポートフォリオの見直し等戦略の再構築に想定を上回る時間を要し、業績に影響を及ぼす結果となった。一方でターンアラウンドが完了し、前年Q比ではARPUが41%増、売上は19%増と、クロスセル戦略が堅調に推移するなど、再成長軌道に向けた体制の強化が進んでいるとしている。
トランスフォーメーションセグメントの売上高は同662.2%増の19.60億円、セグメント利益は同29.0%減の0.85億円となった。DXに関するコンサルティングやワークショップ及び2022年10月に子会社化したハイウェルの行う事業により売上が構成されている。なお、ハイウェルが第1四半期より業績が連結されたことにより、売上高は大幅に伸長している。今後は、生成AIやLINEの活用といったIT開発の需要が増加しており、クロスセルの推進によってARPUを高めていく狙いとしている。
2024年12月期通期の連結業績予想について、売上高が前期比3.6%増の45.00億円、EBITDAが同4.5%増の2.50億円、営業利益が0.10億円、経常利益が0.00億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.30億円を見込んでいる。
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