協和キリンが３日続伸、ピロリ除菌療法に係る適応追加承認を好感

　協和発酵キリン＜4151.T＞が３日続伸。２１日大引け後に、アステラス製薬＜4503.T＞とともに各々国内において製造・販売している「パセトシンカプセル１２５、同カプセル２５０及びパセトシン錠２５０」並びに「サワシリンカプセル１２５、同カプセル２５０及びサワシリン錠２５０」を含むアモキシシリン水和物（一般名、他に１ブランドの計３ブランド）に関し、プロトンポンプ阻害薬（４成分・５ブランド）、クラリスロマイシン（一般名、２ブランド）またはメトロニダゾール（一般名、１ブランド）との３剤併用によるヘリコバクター・ピロリ感染胃炎におけるヘリコバクター・ピロリの除菌療法に係る適応追加承認を取得したことを発表したことが関心を集めている。
　ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎は胃・十二指腸潰瘍をはじめとした様々なヘリコバクター・ピロリ関連疾患の発症に大きく関与しているといわれていることから、今回の適応追加承認で、治療の進展が期待されている。

協和発酵キリンの株価は１０時２９分現在９２４円（△１５円）。

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）